ダウンロード版ややこしい
ども!あき山です。
Switchのゲームには、パッケージ版とダウンロード版の2種類ありますが、ダウンロード版はパッケージ版とは違って、どのSwitchで実際に遊べるかがちょっとわかりにくいですね。
一番確実なのは、Switchの本体ごとにダウンロード版を購入してしまうことです。カートリッジ版を2枚購入するのと全く同じ発想ですね。我が家ではスプラトゥーン2をこのやり方で購入して遊んでいます。
2台のSwitchでそれぞれダウンロード版を購入する方法については、以前記事を書きましたので参考にしてみて下さい。
では、ダウンロード版の場合は、2台のSwitchで遊ぶためには必ず2回購入しないといけないのでしょうか?
いえ、ダウンロード版では、1回の購入で2台のSwitchで遊ぶことも可能です。
今回は、実際に我が家で1つのダウンロード版で遊べている例を紹介します。
我が家のSwitch状況
それでは、実際に1つのダウンロード版の購入で遊べている状況を説明するために、我が家の2台のSwitchの状況をご説明します。
まず前提として、我が家ではダウンロード版のゲームの購入は私のアカウントで行っています。子ども達のアカウントでは購入していないです。
例に挙げるゲームは、「ポケットモンスター ソード」です。
1台目のSwitch本体A
1台目のSwitch(Switch本体A)は、こんな感じになってます。
まず、私のニンテンドーアカウントの情報として、「いつもあそぶ本体」は「Switch本体A」(息子がいつも使うSwitch)に設定しています。
「いつもあそぶ本体」とは、ダウンロード版を購入した本人のニンテンドーアカウントがいつも使うSwitch本体がどれかを1つ決めるものです。これがないと、赤の他人のSwitch本体であっても、無限にダウンロード版で遊べてしまいます。
なので、ニンテンドーアカウントにつき1台のSwitchしか指定できません。登録・確認・解除の方法については、以下の公式ページを見て下さい。
任天堂公式 「いつもあそぶ本体」の登録/確認/解除
そして、我が家のSwitch本体Aには、Switchユーザーとして「息子」と「私」が登録されており、Switchユーザーの「私」に、ニンテンドーアカウントの「私」が連携しています。
これで、Switch本体Aでは、息子を含めてどんなSwitchユーザーも私の購入した「ポケットモンスター ソード」を自由に遊ぶことができます。
2台目のSwitch本体B
では2台目のSwitch(Switch本体B)についても見ていきましょう。
Switch本体Bでは、Switchユーザーとして「娘」と「私」が登録されており、先ほどのSwitch本体Aと同じく、Switchユーザーの「私」に、ニンテンドーアカウントの私が連携しています。
「いつもあそぶ本体」ではない本体(上の例のSwitch本体B)で、既に購入したダウンロード版(この例では、ポケットモンスター ソード)を本体にダウンロードする方法は、以下のように簡単です。
- ニンテンドーeショップを起動
- 購入したニンテンドーアカウントを選択
- アカウントのアイコンを選択
- 左サイドメニューの「再ダウンロード」を選択
- 右領域に表示されるゲーム一覧から、ダウンロードアイコンをタップ
任天堂公式 【Switch】ダウンロードしたソフトや追加コンテンツを削除してしまいました。再ダウンロードできますか?
さて、Switch本体Bでは「ポケットモンスター ソード」をプレイできるのでしょうか?(回答は次の項目で)
できること、できないこと
我が家の場合
我が家の2台のSwitchの設定は上で説明したとおりです。ではこの設定状況下で、何ができて何ができないのでしょうか?
既にお気づきだと思いますが、私のニンテンドーアカウントでは、「いつも遊ぶ本体」として「Switch本体A」が指定されています。Switch本体Bは、「いつも遊ぶ本体」に指定されてません。
このため、Switch本体Aでは自由にポケモンをプレイできます。そして、Switch本体Bではネットに繋がっている間、私だけがプレイできます。ただし、2台の本体で私が同時にプレイはできないです。
ややこしいので、この状況でできることとできないことを列挙してみます。
ざっくり言いますと、ゲームを購入した人が「いつもあそぶ本体」に指定しているSwitch本体では、全てのユーザーがいつでも遊べます。
一方、ゲームを購入した人が「いつもあそぶ本体」に指定していないSwitch本体では、ネット接続時に本人のみが遊べるというわけです。
公式の見解
ここまで話したことは、任天堂のサポーボページにも公式見解として記載されてます。
公式サポートには、以下のように図で説明があります。
購入者であるユーザー1のマリオは、「いつもあそぶ本体」として本体Aを設定しています。この場合、本体Aのユーザーは全員遊べます。本体Bではネット接続時に限り、ユーザー1のマリオだけが遊べます。
ここまで説明したルールは、公式見解でもあるので、きちんと理解しておきましょう。
例外的な動作
ただし不思議なことに、上記の公式見解とは少し違う動作をすることがあります。
「Switch本体Aでは自由に遊べる」、「Switch本体Bでは私以外のユーザーは遊べない」というところは例外なく公式見解と同じです。
しかし、私が確認したところ、「ポケットモンスター ソード」に関して言えば、Switch本体Bで「私」が遊んでいるときに、Switch本体Aで「私」ができないこともありました。
具体的には、Switch本体Bで「私」が「ポケットモンスター ソード」内で「ポケモンキャンプ」を始めた後、Switch本体Aで「息子」が同じく「ポケットモンスター ソード」内でそのキャンプに入ろうとしたとき、以下のようなメッセージが出ました。
ちなみにこのエラーコード「2203-0020」は、公式サポート内にも記載がありませんでした。(2020年3月現在)
私の推測になりますが、2台のSwitchそれぞれでダウンロード版を購入していたらこのメッセージは出ないと思います。
なので、2台のSwitch本体で同時に1つのダウンロード版を遊べると言っても、別々で購入する場合のように完全に自由にプレイできるとは限らない、と思っておいたほうがいいでしょう。
とはいえ、任天堂公式では、2台のSwitchで別々のユーザーで遊ぶことは可能とアナウンスされているので、そのメリットは十分あると思います。
まとめ
というわけで、ダウンロード版の基本的なルールとともに、実際に我が家で1つのダウンロード版を2台のSwitchで遊べている例について説明しました。
上でも書きましたが、まず、ダウンロード版の基本的なルールは確実に押さえておきましょう。このルールは最低限できるレベルのことなので、実際に2台のSwitchを使う場合の方針になります。
ただし、上でも述べたようにゲームごと(?)に謎の規制(?)があります。これについては公式からの見解はないので、実際に導入して試してみるしかありません。
どうしてもダウンロード版を2つ買うのが嫌だという場合は、ダウンロード版を1つだけ買って、まずは自分の利用形態に合わせて2台のSwitchで試してみるといいと思います。
ダウンロード版を2つ購入して2台のSwitchに設定する記事も以前書きました。気になる人は参考にしてみて下さい。
2台目をまだ購入していない人は、2台目用Switchのセットの記事もどうぞ!
ではまた!