ゲーミングチェア、流行ってるよね
ども!あき山です。
以前から「PC作業時の椅子が疲れる、早く買い換えたい」と言ってましたが、今回ついに新しい椅子(チェア)を購入しました。GTRACINGのゲーミングチェアです。
通常、書斎に置くような椅子ってかなり高価なんですが(10万~20万はザラ)、ゲーミングチェアの場合、2万円ぐらいでリクライニング機能やオットマンが付いているので、めちゃくちゃコストパフォーマンスが高いです。近年、ゲーミングチェアを使っている人が多いのも頷けます。
というわけで今回は、新しく導入したゲーミングチェア「GT901BLACK」を紹介します。また、GT901BLACKに決めた理由と、実際に使ってみた感想についてもお話しします。
GT901BLACKに決めた理由
とにかく椅子を替えたかった
今回新しい椅子を購入した一番大きな動機は、それまで使っていた椅子がいまいちで、体への負担が大き過ぎるからでした。どんな椅子を使っていたかというと、これです。
ニトリで3,000円ぐらいで買える椅子です。というか、これをいまいちと言っては失礼ですね。用途も目的も違う椅子だし、そもそもこれをPC作業時に使うのがおかしいという話です。
この椅子で長時間作業をすると、ただでさえ酷い肩こりがさらに酷くなり、肩と背中がパンパンになってしまいます。早急に新しい椅子を導入しなければ…と思い始めて1年以上経過してました。。。
170°までのリクライニング
PC作業って長時間同じ姿勢になるので、作業の途中で体を思い切り伸ばせたらいいなと思ってました。なので、選ぶ基準として、リクライニング機能により背もたれを180°近くまで倒せるものを探しました。
と言っても実際には180°まで倒せる商品は少ないです。おそらく構造上の限界に加えて、180°まで倒してしまうと体を伸ばしたときに椅子のバランスが悪くなり倒れてしまうからだと思われます。実際、今回購入したゲーミングチェアで170°で体を伸ばしてみるとわかったのですが、倒れそうになってちょっと怖いです。
ですが、やはり体を思い切り伸ばして休憩したいので、90°や100°などではなく、170°ぐらいまで背もたれを倒すことができる商品を選びました
オットマンが付いている
PC用として使える椅子には色々な種類がありますが、オットマンが付いているモデルはそんなに多くないです。
オットマンとは、脚を伸ばしたときに脚の置き場所になる部分のことですね。
ゲーミングチェアでメジャーなメーカーの「AKRACING」の場合、オットマンが付いているモデルはAmazonのラインナップを見ても見つかりません。
どうせ買うなら、リクライニングを倒して脚を伸ばしたときに、オットマンの上に脚を置きたいという気持ちがありました。なので、オットマン付きのゲーミングチェアを販売しているGTRACINGを選択しました。
色が控え目の黒
ゲーミングチェアというと、黒地に青や赤のラインが入っていたりして、少々派手目なデザインです。個人的には、こういった派手なデザインを避けたかったというのがあります。
今回購入したGTRACINGのモデルには、通常の青や赤のラインが入ったモデルもありますが、今回購入した全部真っ黒というモデルがあり、それが決め手になりました。
開封してみる
実際に開封したときの写真を振り返ってみます。
届いた箱がこれなんですが、とにかくバカでかいです。(箱の上に比較のためのiPhone8Plusを置いてます)
また、この箱の重さもかなりのもので、階下や階上に箱ごと移動するのは無理なレベルです。私はいったん箱から全部だして、パーツごとに移動させました。
箱には「MADE IN CHINA」の文字と、モデル名「GT901-BLACK」が記載されています。
箱に謎の日本語が書いてありますw
ここから箱を開けて、パーツごとにパソコン部屋に移動して組み立てたのですが、その作業たるや大変すぎて気付いたら写真撮ってませんでした。組み立ては体調がいいときにやることをオススメします。。。
そして、ようやく組み上がりました。しんどかったー。
カラーが黒なので、ゲーミングチェアというよりは書斎にある椅子って感じです。
上の画像で、赤丸の部分にはクッションが付いています。
上のクッションは首の位置をカバーしています。通常使用時はこの位置がジャストな位置になっています。背もたれを倒した時など首の位置が下にずれるときには、クッションの位置を少し下にずらして首の位置に合わせることもできます。
下のクッションは腰の位置をカバーしています。この部分は腰と背もたれの間に隙間ができやすいのですが、ここを埋めることで腰の負担が軽くなります。また、このクッションは上下にスライドできるようになっていて、腰の少し上辺りに持ってくると背後から腰を押されてるような感触になり気持ちいいです。
クッションの背面にはゴムがついていて、割と原始的な構造で留められています。
首の位置のクッションは背後の穴で取り外し可能に留められています。腰の位置のクッションは上下方向に2つのゴムが付いていて、これによって上下にスライド可能になってます。
背もたれを170°まで倒し、オットマンを一番前まで出したところです。つまり、一番体を伸ばせる状態がこれです。ただこの状態は椅子のバランスがお世辞にも良いとは言えないので、注意して背もたれを倒す必要があります。
オットマンは引き出すときに多少のひっかかりがありますが、そう頻繁に使うものでもないので特に気にならないレベルです。
あと、ひじ掛けも上下に移動させることができます。私は上の画像のように一番高い位置に設定しています。
PCデスクの前に設置してみました。どうでしょう?以前のニトリの椅子に比べて、かなり大きくていかついですが、背もたれがしっかりしているのでPC作業が楽になりました。
気付いたこと
石油のような臭い
開封して組み立てたあと、一番気になったのは「におい」です。背もたれの皮っぽい表面(合皮)から石油のような臭いがしました。
手で触ってみても僅かにぬるっとした感じがあり、製造時に付着した(あるいは染み出た)油が付いているのがわかります。
上の画像のように、部分的には油状のものが固まって白っぽくなっています。水拭きしたり、中性洗剤で何度も擦ったりしてみましたが、大きな改善はなかったです。
ちょっとした臭さなら特に気にもしないのですが、この石油のような臭いはかなり強烈で、これがずっと続くとしたら、この椅子を使い続けることは困難とさえ思いました。Amazonレビューでも石油臭について言及している人がいて、やはり皆同じような状況です。
ただ、Amazonレビューにもありましたが、使用していくうちに徐々に消えてくるとのこと。初日に組み立てた後は、お先真っ暗になりましたが、その言葉を信じてしばらく待ってみることにしました。
ちなみに息子はこの臭いを嗅いで「ゲームセンターみたいな臭いだね!さすがゲーミングチェア!」と言ってました。ポジティブw
石油臭を我慢しながらしばらく使い続けていくと、確かに日を追うごとに臭いは小さくなっていきました。1週間ほど経過した時点では、絶望的だったあの臭いも大半が消え、ちょっと臭うかな?レベルにまで小さくなりました。
今、これを書いている時点で、ちょうど1ヶ月ほど経過しましたが、もうほとんど消えました。離れているとほとんどわからないし、鼻先を近付けるとちょっと独特の皮っぽい臭いがするかな?ぐらいまで小さくなってます。
開封直後は臭すぎて購入失敗したかと思うほどでしたが、ほとんど問題なく使えるようになりました。
同じように購入後に石油臭が気になる人は、ある程度水や中性洗剤で拭いた後、しばらく使い続けてみてください。きっと臭いは小さくなると思います。
肩を後に動かしにくい(購入後1年の所感)
購入してから1年後ぐらいに、コロナにより自宅で仕事することになり、この椅子で長時間仕事するようになりました。
その結果、気付いたことなんですが、いわゆるゲーミングチェアって、背もたれの両端が内側に向いています。仕事の合間に両腕を後ろに伸ばして背伸びしようとすると、背もたれの内向きの部分が邪魔になって手を後ろに伸ばしにくいんですよね。
椅子を立って背伸びしたり、ゲーミングチェアの背もたれを倒して背伸びしたりすればある程度は肩を伸ばせるんですが、会社の椅子のように背もたれが低くて手を後ろに伸ばしやすい構造に比べて、肩を後ろに反らすようなストレッチが難しいです。
このちょっとした差のせいで、何日も家で仕事をしてると段々肩甲骨に酷いダルみを感じるようになりました。これはゲーミングチェアの弱点ですね。
椅子に座りながら肩を後ろに伸ばすストレッチをしたい人は、ゲーミングチェアのように背もたれの両端が内向きになってないもの、あるいは、そもそも背もたれが低いものの方がいいと思います。
まとめ
というわけで、新しく導入したゲーミングチェア「GT901BLACK」を紹介しました。
背もたれがしっかりしているので、PCの前に座って長時間の作業をしても疲れにくくなりました。首と腰のクッションも体にフィットしていい感じだし、リクライニング機能とオットマンも体を伸ばすことができるので良いです。もっと早く買っておけば良かったと思うぐらいです。
ちなみに、私が買ったときは、税込23,800円で、そこからキャンペーンの割引で4,000円が引かれたので、だいたい20,000円ぐらいでした。キャンペーンは今でも時々やっているようなのでチェックしてみて下さい。
それにしても、これだけの機能を2万円ぐらいで買えるんだから、そりゃみんなゲーミングチェアを買うよね。
ではまた!