カメラはどこで売るのが一番得なのか?検討して売却してみた

カメラ

2016年にキヤノンのEOS 80Dを購入して5年ほど使ってきましたが、先日ソニーのα7Cを購入したことですっかり出番がなくなってしまいました。

使わないカメラをいつまでも持っていても、どんどん値崩れしていく一方なので、本当に使わないならできるだけ早く売却したいですね。使わないまま置いてても、家のスペースを圧迫するし、カメラも可哀想です。

そこでいくつかの売却ルートの価格を調べた上で、一番良さそうなところに売却することにしました。今回はそのときの調査価格と実際に売却した価格を紹介します。

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売却するもの

今回売却するものは以下。キヤノンEOS 80D(カメラ本体)と、それに関連するEF-Sレンズや付属品です。Amazon価格は、この記事を書いた2021年8月時点のAmazonの新品価格です。

全部で計6点で、現時点のAmazonの新品価格を加算すると 284,015 です。

さすがに中古で放出したとして10万以上の値段がつくことはないでしょうけど、できるだけ高く売りたいというのが正直な気持ちです。

売却手段

売るからには高額というのは当然なんですが、自分にとっては売却価格が高ければ何でも良いというのではなく、「手間をかけず」「迅速に」というのも重要なポイントです。煩雑な出品の手続をしたり、売却を思い立ってから実際に家から出る日まで待機させたりするのが落ち着かないなので、できるだけ簡単に迅速に売却したいと考えてます。

そうなると、メルカリやヤフオクはターゲットから外れて、カメラを中古で買ってくれる、いわゆるネットの買取サービスってことになります。

そこで今回は、事前に売却価格がわかる以下の3つのサイトで売却価格を比較してみました。

マップカメラ

画像:マップカメラのトップページ

まずはマップカメラです。

カメラを売るサイトとして、近年最もメジャーなのが「マップカメラ」じゃないでしょうか。カメラ系YouTuberなんかも、マップカメラでカメラを売ってる人が多いです。

マップカメラで売却する際には、売却価格をポイントで受け取る「先取交換」と「下取交換」のほか、料金を直接受け取れる「ワンプライス買取」などがあります。

先取交換と下取交換は、マップカメラでしか使えないポイントで買取価格が充当されますが、その分、現金買取のワンプライス買取などと比べて、受け取れるポイントが概ね15%アップします。

あと、これは私個人の感想ですが、マップカメラのトップページの雰囲気は悪い意味で楽天ぽいです。非常にごちゃごちゃしていて落ち着かないし、やたら情報密度が高いために行きたいページに瞬時に飛びにくいです。

ラクウル

画像:ラクウルのトップページ

次にラクウルです。

ラクウルは、ソフマップが運営する中古買取のサービスです。

ソフマップは、中古買取のラクウルとは別に、リコレ!という中古販売のサービスも展開しています。

ソフマップの中古専門サイト「リコレ!」

ブックオフやハードオフは同じブランドで中古買取と中古販売を行っていますが、ソフマップの場合は、中古買取をラクウル、中古販売をリコレというように分けています。ラクウルで買い取ったものを、リコレで放出するという戦略でしょうか。

実はラクウルについてはこれまでに何度か利用していて、iPhone6s,8やファミコンミニなんかを売ったことがあります。

特徴としては、ネットで手続(配送用ダンボールの手配、集荷日の設定など)を簡単にでき、細かいものは除いて大抵の買取価格は公開されているのが特徴です。また、買取範囲がかなり広いのが特徴で、スマホ、パソコン、カメラ、オーディオ、時計、ゲーム、映像ソフト、衣類、ブランド品、アウトドア、ゴルフ、酒、楽器、美術品、釣具などがあります。

ちなみに、私はラクウルを結構推してますが、ラクウルにアフィリエイトはないです(リコレ!にはアアフィリエイトあり)。純粋に、シンプルかつ明瞭な買い取りなので、気に入って何度か使ってます。

カメラのキタムラ

画像:カメラのキタムラのトップページ

最後にカメラのキタムラです。

今回の価格比較は、一度も使ったことないマップカメラと、何度か使ったことのあるラクウルの比較だけで済ませる予定だったのですが、念のためこれ以外のサービスで買い取った場合についても気になったので、ネットで中古買取の価格がわかるカメラのキタムラでも買取価格を調査しました。

カメラのキタムラは、Wikipediaによると、2009年にキタムラが展開していた「カメラのきむら」と「SNAPS!」を「カメラのキタムラ」にブランド統合したことで、単独ブランドにおいては店舗数が業界首位となり、全都道府県での出店を達成したとのこと。

トップページから色々見ていると、ビデオのダビングサービスや、フォトブック、広告に出ている役者の年齢などから、年配のカメラファンを取り込むことに熱心だと見てとれました。その一方で、モンストとのコラボキャンペーンもあったり、年配だけではないぞという意志を感じます。

買取価格の比較

  マップカメラ
(現金)
マップカメラ
(ポイント)
ラクウル カメラのキタムラ
Canon EOS 80D 35,000円 40,250円 46,000円 38,300円
Canon LP-E6N ー  500円
SIGMA 17-50mm F2.8 6,600円 7,590円 8,000円 6,600円
SIGMA 30mm F1.4 11,900円 13,685円 16,000円 17,700円
TAMRON 16-300mm F3.5-6.3 20,400円 23,460円 16,000円 18,100円
Canon ET-60
合計 73,900円 84,985円 86,500円 80,700円

調査は、2021年7月9日に行いました。マップカメラの「現金」は、買取金額を現金で受け取る場合の金額を表しています。マップカメラの「ポイント」は、買取金額をポイントで受け取る場合の金額を表しており、ポイントは現金買取の15%アップ(1.15倍)として計算しました。「ー」は、調査しても商品がヒットしなかったものです。

この表を見ると、今回の私のセットの買取価格は10万を超えることはなさそうです。新品価格の合計が28万円ほどですが、5年使って1/3ほど帰ってくるのなら許容範囲ですかね。

3つのネット買取の比較については、ポイント還元した場合のマップカメラとラクウルがほぼ誤差の範囲で同じレベルですね。カメラ専門ではないラクウルが相当頑張ってる印象です。

ただマップカメラのポイントはマップカメラでしか使えないので、今後近いうちにマップカメラでカメラやレンズを購入する予定がある場合には全く問題ないですが、しばらくカメラやレンズの購入目処がない場合や、どこのショップで買うか決めてない場合などは、ラクウルの方が良さそうです。

というわけで、私はマップカメラで買う予定が今のところないので、ラクウルで売却することにしました。

実際の買取価格

以下、ラクウルで一式を売却した結果です。

事前に調べた金額との比較結果が以下。

  ラクウル(事前) ラクウル(実際)
Canon EOS 80D 46,000円 48,300円
Canon LP-E6N 500円 400円
SIGMA 17-50mm F2.8 8,000円 6,400円
SIGMA 30mm F1.4 16,000円 16,000円
TAMRON 16-300mm F3.5-6.3 16,000円 16,000円
Canon ET-60 100円
合計 86,500円 87,200円

青が事前調査に比べて増額したもの、赤が事前調査に比べて減額したものです。

バッテリーはある程度使ったものなので100円の減額は妥当でしょう。SIGMA 17-50mm F2.8は表面のピントリングがゴム製で劣化が目立ちやすいので、この減額も妥当だと思います。

上の画像はまだ査定額の連絡状態なのですが、スライダーを「売る」状態にした上で「確認画面へ」ボタンを押すと、以下のように買取金額がウォレット(ラクウル上の自分の財布)に追加されて買い取りが完了します。ウォレットの金額は、銀行振込の手続で登録した銀行口座に出すことができます。

ちなみに、ラクウルで得たポイントをソニーストアのお買い物券に替えることもできます。買取時にソニーストアの買取クーポンを入力しておけば、ラクウルの査定確認後にソニーストアのお買い物券の番号をメールで受け取ることができます。

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ソニーストア オンライン買取(ラクウル)

まとめ

というわけで、ネット上の買取サービスを3つ検討して、現金で受け取れて金額の大きかったラクウルでカメラ類を売却してみた結果を紹介しました。

金額だけで言えばメルカリやヤフオクで売却するのが一番高くなりますが、売却までに日数がかかるのと、個別に手続が必要になるのでかなり面倒だと思ってます。メルカリは未経験ですが、ヤフオクは20年ぐらい前に50回ぐらい売却手続をしたことがあります。その時からシステムは進化してるでしょうけど、それでも自分にとっては諸々の手続が面倒なんですよね。ネットオークションが良いかネット買取サービスがいいか、この辺は人それぞれ、思想の違いですね。自分は一気に片付くネット買い取りサービスが好きです。

今回調べてみた3つのネット買取サービスの中ではマップカメラにかなり期待してたんですが、ポイント還元という縛りが自分には合わないなと思いました。やっぱり現金でサッと受け取れるのが一番です。とはいえ、マップカメラの買取価格はラクウルと同様、わりと高めで良心的なんで、マップカメラを利用する人にはマップカメラの方がいいかも。

今回売却したEOS 80D一式に代えて新しく導入したのが、ソニーのα7Cです。購入したときのことを記事にしています。

ではまた!

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