Joy-Conのスティック壊れやすいよね
ども!あき山です。
任天堂Switchのコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」は、方向操作をするスティック部分が壊れやすいんですよね。
一番よくある不具合としては、スティック操作をしていないのに勝手に方向が入力された状態になることです。スティックを触ってもいないのに、勝手にキャラクターが移動してしまうんですよね。
本体付属のJoy- Conと単独購入したJoy-Con、いずれの場合も購入日から1年間ならサービスセンターに送れば無料で修理してもらえますが、保証期間を過ぎると、Joy-Con1台につき税込で2,200円かかってしまいます。
我が家にはJoy-Conが計4組(8個)あるんですが、使用してから1年以上経過している6台については、少なくとも1回以上スティック部分が故障しました。 1台につき1年に1回修理したとしたら、結構な修理代金がかかってしまいます。
そこで今回は、Joy-Conのスティックを自分で修理する方法について説明します。
修理の前に確認すること
スティックを自分で修理する前に、以下のことを確認しておきましょう。
もしかしたら、Switch上で調整するだけで直るかもしれません。
スティックの補正を開く
HOMEメニューの「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」を選択します。補正したいスティックを押し込むと、以下のような画面になります。
勝手に中心がずれる場合
ここで、スティックを触らずにしばらく待ってみます。すると、スティックの調子が悪いときは、以下のように中心が勝手にズレていきます。
これが、「スティックをどの方向にも入れてないのに、勝手に動いてしまう」の正体です。この場合は、以下で紹介するように自分で修理するか、サービスセンターに送って修理してもらいましょう。
中心位置がズレている場合
一方、しばらく待ってもどの方向にも動かない場合は、色々な方向を入力したあと、静止状態で中心位置がずれてないか確認してください。
静止状態で中心位置がずれている場合は、この画面でXボタン(補正する)を押して、中心位置を補正しましょう。中心位置のずれだけならこの方法で直ります。
スティックの補正についての公式ページ
詳細な手順は、任天堂のQ&Aのページ(以下)に書いてあります。こちらも合わせて見ておくといいでしょう。
スティックを自分で修理する
では、実際に自分で修理する手順について説明します。
必要なもの
Joy-Conのスティックを修理すると言っても、半田ごて片手にケーブルを繋いだりするのではなく、既存のパーツを購入して組み替えるだけです。
具体的に必要なのは「スティック部分とスティックに繋がるケーブルとが一体になった交換部品」です。Joy-Conの筐体のネジを外して中を開けないといけませんが、Joy-Con内のスティックを、この交換部品と交換するだけで作業は終わります。
交換部品は以下のような商品です。初めて自分で修理する場合には工具付きを買って下さい。私も最初はこれを買いました。
工具付きのものは、基本的にはスティックの交換部品が2つ付いています。
Amazonには似たような商品がたくさんありますが、基本的には大差ありません。値段は微妙に違っていますが、どれも同じだと思います。
また、Joy-Conのスティック部分は左右で全く同じ構造なので、交換部品に左右の違いはないです。
既に工具を持っている人(工具付きのものを買ったことある人)は、以下のような交換部品だけが付属しているものを買った方がお得です。
どのぐらいお得?
工具付きのセットの場合、スティックの交換部品が2つ付いて税込1,600円ぐらいです。この場合、Joy-Con1台あたり税込800円ぐらいで修理できます。
一方、工具なしのセットの場合、スティックの交換部品が4つ付いて税込1,600円ぐらいです。この場合、Joy-Con1台あたり税込400円ぐらいで修理できます。
任天堂公式のサービスセンターを利用する場合、送料+1台あたり税込2,200円で修理してもらえます。
自分で修理する場合、以降はそのJoy-Conを二度と公式のサービスセンターで修理してもらうことができなくなりますが、上記のように自分で修理すると結構お得になります。
実際の交換手順
実際の交換手順は、YouTubeの動画を参考にするのが良いです。筐体を開けてネジを外したりする手順は、動画を参考にするのが圧倒的にわかりやすいです。
交換が終わったらやること
最後に交換が終わったら、上で説明した「スティックの補正」をやっておきましょう。HOMEメニューの「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」です。
以下の2つが改善しているかどうか確認しましょう。
まとめ
というわけで、Joy-Conのスティックを自分で修理する方法について説明しました。
うちには4組(8個)のJoy-Conがあるのですが、上の画像のように、これまで7回Joy-Conのスティックを交換してきました。
慣れれば、修理を解説した動画を見ることなく、短時間で交換することができます。工具を一度手に入れれば、以降はJoy-Con1台あたり400円ほどで交換できるので、公式のサービスセンターに出すことを諦めれば、自分で修理するという選択肢もアリだと思います。
Switch関連の記事としては、以下のようなものもあります。こちらもぜひどうぞ!
ではまた!
追記(2020/07/12)
上記の方法で何度も自分でスティックを交換してきた私ですが、中心位置の調整が補正だけではピッタリと中心に来ないので、やはり自分でスティックを交換する方法を辞めることにしました。
このことについて、別に記事を1つ書きましたので合わせて読んでみてください。
普通は交換がうまくいけば、中心位置がずれることはないですが、やはり公式のサービスセンターで修理してもらう場合とは異なり、若干(気持ち程度に)中心位置がふらつくことがあります。私もこれまで7回自分で交換しましたが、完璧に中心に来ることはむしろ少ないです。ですが、実際にゲームをする分にはほとんど問題ないと思います。