スマートフォン、タブレット、ノートパソコンって、使わなくなると本当にタンスの肥やしにしかならないんですよね。
売れるなら新しいうちに早く売っておきたいけど、ぼーっとしてるとあっという間に価値が下がってしまいます。また、そのままゴミ箱に捨てるわけにもいかないですよね。
そこで便利なのが、電子機器などを買い取ってくれるサービスです。
巷には買取りサービスの業者はたくさんありますが、先日、ソフマップが展開する買取りサービス「ラクウル(RaKu-uru)」を利用してみました。
今回は、ラクウルを使って実際に商品(スマートフォンなど)を売ってみたので、その手順と買取り価格などを紹介したいと思います。
「ラクウル(RaKu-uru)」について
ラクウルとは?
公式サイト らくらくかんたん買取ラクウル|ソフマップ
「ラクウル(RaKu-uru)」とは、家電量販店としても有名なソフマップが展開する買取りサービスです。利用者は実店舗に商品を持ち込むのではなく、スマホアプリを介して買取りを申込み、商品を箱詰めにして配送して査定してもらいます。
App Store 「ラクウル」をApp Storeで
Google Play ラクウル – Google Play のアプリ
ラクウルのサービス開始は2018年からなんですが、それ以前にもソフマップは「らくらく宅配買取」というサービスを展開していました。(2018年11月30日終了)
ソフマップは、従来の「らくらく宅配買取」を見直して、新しく「ラクウル」を開始したというわけですね。
ちなみに、ソフマップは「リコレ!」という中古販売のサービスも展開しています。
買取り対象
買取対象アイテムは、2018年11月現在、上の画像のようになってます。
パソコン、スマートフォン、タブレット、カメラ、PCパーツ、オーディオ、電子辞書、映像ソフト、ゲームソフト、ゲーム、フィギュア、トップス、ボトムス、アウター、フォーマル、シューズ、アクセサリー、ブランドバッグ、ブランド時計、ブランドジュエリー、金・プラチナ製品、ブランド財布、アイウェア、などなど多岐にわたってます。
データ消去について
やっぱりパソコンやスマートフォンを売却するにあたって、心配なのはデータの消去ですよね。
最新のスマートフォンであればデータは全て暗号化されているので、初期化した時点で復元は実質的に不可能になります。とはいえ、売却後は見ず知らずの人の手に渡るので、できれば買取り業者にきちんと確認してほしいところです。
その点、ソフマップはビックカメラ傘下で多くの家電を扱っており、これまでの活動を通しても信頼ができそうです。
従来サービスとの違い
従来サービスの「らくらく宅配買取」と新サービスの「ラクウル」の違いはどこでしょうか?これを知ることでラクウルの特徴がわかると思います。
以下に大きく異なる点を挙げてみます。
買取りの申し込み
従来はパソコンを使ってWebサイトから申し込むのが想定されていましたが、ラクウルではスマホアプリを使って申し込みます。逆に言うと、スマホアプリ以外から申し込めないです。
私はヤフーオークションを初期の頃によく利用してた世代の人間なので、スマホアプリから全部やってしまうというのは正直慣れてなかったんですが、今回実際にスマホだけで申し込みしてみたら・・・やっぱり便利ですねw
本人確認方法
従来は本人確認書類のコピーを送付物に同梱する必要がありましたが、ラクウルではアプリで本人確認書類を登録するので、コピーの同梱は不要になりました。
一番手っ取り早い運転免許証の場合、スマホでカシャカシャっと撮影して、そのままスマホを操作してアプリ経由でアップロードすれば終了です。こういう使い方ができるのもスマホアプリの便利なところですね。
商品を送る
従来は一定条件に満たない場合、送る側(客側)が送料を負担する必要がありましたが、ラクウルでは送料無料です。
商品を詰める箱について、送る側(客側)が用意してもいいですが、配送業者に箱を持ってきてもらうこともできます。
お支払方法
従来は「銀行振り込み」か「買取ポイント」でしたが、ラクウルでは買取代金はウォレットにいったん貯まります。
ウォレットとは、買取代金をプールしておく財布みたいなもので、銀行口座に移すことで実際のお金に替えることができます。ただしウォレットから銀行口座に移す際に250円の手数料がかかります。
実際に売ってみた
では、ここから実際に私が利用してみた感じをレポートしたいと思います。
今回送るもの
今回送るのは4点です。
送る商品が決まったらアプリを起動して、買取りを申し込んでいきます。
買取り申し込みの手順
アプリ「ラクウル」を起動したら、ホーム画面の右下にある「買取申込」をタップします。
続いて、「ラクウルキット・箱あり」、「箱なし」、「自分で配送」のどれかをタップします。
「ラクウルキットで申し込む・箱のある方はコチラ」
ラクウル専用の箱を使って商品を送る場合、または、自分で箱を用意する場合は、「ラクウルキットで申し込む・箱のある方はコチラ」を選択します。
「ラクウルキットで申し込む・箱のある方はこちら」をタップすると以下のような画面が出ます。
ここでは、自分で用意する箱の数、集荷の日にち・時間帯を決めて、「進む」をタップします。
ちなみに、自分で用意するダンボールのサイズは、以下のように決まっています。
縦・横・奥行きの長さの合計が160cm以内で、重さが25kg以下になります。これを越える場合はいくつかのダンボールに分けて送るというわけですね。
「箱のない方はコチラ」
自分で箱を用意せず、配送業者に箱を持ってきてもらう場合は、「箱のない方はコチラ」を選択します。この場合は、持ってきてもらった箱をその場で詰めて、そのまま配送業者に持っていってもらうことになります。
「箱のない方はコチラ」をタップすると以下のような画面が出ます。
A、B、D、Eの4種類の箱を、配送業者に何個持ってきてもらうかを決めます。
ちなみに、この画面からも自分でダンボールを用意する場合の箱数も設定できます。
箱の数、集荷の日にち・時間帯を決めて、「進む」をタップします。
「自分で配送する」
上2つは配送業者に取りに来てもらう場合でしたが、家を不在にしていることが多い場合など自分で送るタイミングを決めたい人もいると思います。その場合は、「自分で配送する」を選択します。
ただし、「自分で配送する」のボタンは2回目以降の利用でしか使えません。ボタンが表示されていたら利用できます。ボタンが表示されてなければ利用できません。
「自分で配送する」を選ぶと、ヤマト指定のコンビニや直営店を利用できます。また、ヤマトの集荷サービスで自宅まで手配もできます。
「自分で配送する」をタップすると以下のような画面が出ます。
ここでは、特に設定することなく「送り状を注文する」をタップします。これで、紙の送り状だけが家に届けられます。
あとはこの送り状を、ラクウルキットの箱か自分で用意した箱に貼って、コンビニなどで配送すればOKです。
「進む」または「送り状の注文」をタップしたあと
「進む」または「送り状の注文」をタップすると、下の左側のような画面が表示されます。
クーポンコードを持っている場合は、コードを入力して「進む」をタップします。(持っていなければそのまま進みます)
私はラクウルからハガキが来ていたので、そこに記載のクーポンを入力しました。私の場合、以前にソフマップの買取サービスを利用したことあるからでしょうか。買取金額が1,000円アップするのでちょっとお得です。
利用規約の同意にチェックを入れて、「この内容で申込む」をタップします。
これで申込みが完了です。
申込みが完了すると、登録したメールアドレスにメールが届きます。
その後、配送業者に商品を入れたダンボールを渡すか、自分で配送手続きをするか、選んだ方法に応じて手続きを進めます。
自分で箱を用意した場合
この記事を最初に書いたあと、2019年秋にiPhone8を売却するのに再度ラクウルを利用しました。そのときに自分で用意した箱で送ったときのことを追記しておきます。
こんな感じで送り状(伝票)がビニールの封筒に入って送られてきます。封筒の中には送り状だけがペラッと入っています。
この伝票を、自分で用意した箱の外側に貼ります。これをコンビニに持って行って送れば終了です。着払いなのでお金を払う必要はないです。
ちなみにヤマトの宅急便なので、ローソンでは送れないので注意しましょう。(ローソンはヤマトの取扱いがないため)
ところでこの箱、iPhone11をAppleのオンラインストアで買ったときに送られてきた箱なんですよね。今回売却したiPhone8を入れるのにはピッタリでした。
お知らせが届く
商品のダンボールがラクウルに届くと、以下の左のようにラクウルのアプリにお知らせが届きます。
また、送った商品の査定が終わると、以下の右側のように、ラクウルのアプリに査定完了のお知らせが届きます。
査定完了のお知らせを開くと、以下の左側のようにアドレスが記載されているので、これをタップすると、右側のように「取引一覧」が表示されます。
「査定結果表示」のボタンをタップすると、査定結果が表示されます。
この時点では売却(ラクウルの買い上げ)は確定していません。
査定結果を確定する
査定金額を見ながら、個別に「売却」か「返却」かをスイッチを左右に動かすことで切り替えます。
私の場合、さらに「誕生月お祝いキャンペーン」が適用されて買取金額が5%が上がってますね。
ちなみに、今回私が送った商品の査定は、まとめるとこんな感じでした。
iPhone 6sは使わなくなってからしばらく経過してた割に、この買取価格は満足ですね。Xperia Z4はかなり古い機種だし、iPod nanoは10年以上前の製品なので0円もやむなしです。クラシックミニファミコンは定価が6500円ほどで現在5800円ほどで売られていることを考えれば、この買い取り価格も満足です。
各商品の売却・返却を決めたら、上の画面で「確認画面へ」をタップします。
最終確認画面が表示されるので、間違いが無ければ「確定」をタップします。これで取引が完了です。
完了したら「ウォレット」という自分だけの財布にお金が入ります。今回の私の例では「29,665円」が入りました。
この状態はまだ実際のお金ではありません。ここから実際にお金を出すには、上の画面で「ウォレット」をタップします。
現金を引き出す
ひとつ前の画面で「ウォレット」をタップすると、ウォレット画面が開きます。ちなみに、この画面はメニューからも表示できます。
ウォレット画面で、「引き出す」をタップします。続いて、ウォレットにある金額から、いくらを現金化するかを「引出金額」に入力して、「進む」をタップします。
最終確認画面が表示されるので、「確定」をタップすると、現金の引き出しが完了します。
以上、これで買取りの手続きは全部終了です。お疲れさまでした!
まとめ
今回、ラクウルを使って実際に商品(スマートフォンなど)を売る手順と、買取り価格などを紹介しました。
今回の商品を他社が買い取った場合の買取価格をネットで調べてみた感じでは、わりと高く買い取ってもらった感じですね。(ネットではiPhone6sは新品でも20,000円とかだったりします)
ラクウルの買取り価格については、トップページの「買取金額検索(電子機器)」から調べることができます。(下の画像左)
このほか、2018年秋現在だと「お知らせ」-「キャンペーン」に、「対象iPhoneを減額なしで定額買取!」というキャンペーンが上がっています。(上の画像右)
この買取り価格一覧を見ると、買取り価格は悪くないどころか、むしろいい感じなんではないでしょうか?私はこのキャンペーンに乗っかって売れたみたいで、この一覧に載っている通りの買取金額でした。
ラクウルに興味ある人は是非利用してみてください。
ではまた!
公式サイト らくらくかんたん買取ラクウル|ソフマップ
買取はラクウルだけではなく、様々な業者が展開しています。hobby man(ホビーマン)が展開するネット買取サービスについて記事を書きましたので、こちらもぜひどうぞ!