2024年の年初から始めたダイエットについて、ここでまとめてみようと思う。
結論から言うと、年初(2024/01/03)時点で75.7kgだった体重が、年末(2024/12/27)には62.2kgにまで減った。この結果をもたらしたのは、ただひとつ、「無駄なものを食べない思想」。これだけだ。
グラフは年初から1年間の体重の推移だ。見事に一定のリズムで下がっている。
「無駄なものを食べない」を徹底しようとすると、文字通り目に見える余分なものを排除するだけでなく、日常の中で本当に必要なものを見極めようとするようになる。この結果、自然と意識が変わり、良い習慣が少しずつ広がっていった。
「無駄なものを食べない思想」から、この1年を通じて形成された食に対する行動を挙げる。
もともと、ストレス発散として晩にビールを飲みながらスナック菓子を開けたり、イライラして自傷的におやつを食べることが多かった。この結果、ここ10年ぐらいずっと健康診断の結果が良くなく、このような食生活を続けているといずれは肝硬変か糖尿病になりそうな危機感はあった。また、ストレスと欲望にまかせて自堕落な食生活を続けていたせいで、自制心が弱くなっている実感があり、このままでは自分がやりたいことですらまともにできないという焦りもあった。
そこで2024年の年初に、中途半端に無駄なものを抑制するのではなく、一切の無駄なものを排除したらいいのでは?と思い立って今回のダイエットがスタートした。その結果、上で書いたようなマイルールが誕生した。
ただ、ここで伝えたいのは、ダイエットはテクニックではないということだ。これまで何度か取り組んで失敗した経験と、この1年間の順調なダイエットを比較して、ダイエットに大事なのはテクニックではないと確信した。ダイエット食品を試したり、「お酒は1週間に1回だけ」とルールを決めても、それは我慢しているに過ぎない。一番大切なのは、ダイエットに対する思想だ。
この1年、自分がどのような思想で過ごしたか、以下に列挙する。ただし、これらの思想は、私の性格に合わせた極端な思想で万人に適合するものではないということを最初に断っておく。
具体的にはこうだ。
見てもらえればわかるように、自分の思想はかなり極端だと思う。こういう思想で過ごすとダイエットできるよとリアルで他の人に話したことあるが、誰1人「すごい!私もそう考える!」とはならなかった。おそらく変な人と思われただけだろう。なので他の人に勧められる思想ではないことは承知してる。
しかしダイエットを続けるのに必要なのは、目に見えるテクニックではなく、心の底から信じられる思想であることは間違いない。そして思想は他人からインストールできるものではない、自分の中で育てるしかないものだ。
最後に、1年間のダイエットで良かったことが2つある。1つはもちろん健康診断の結果が驚くほど改善したことだ。そしてもう1つが自分にとっては大きかったことで、自制心が高まったことだ。今まで家で過ごす時間は、息抜きと称してだらだら食べ、だらだら過ごしていた。それが自制心を持って食べるようになったことで、他のことも自制心を持って取り組めるようになった。休みの日でも早く起きれるようになり、昼寝をしなくなり、趣味や副業に対してきちんと時間を投じられるようになった。
皆さんも自分に合った思想を見つけて、このカロリーに溢れた世界に惑わされることなく、やりたいことに取り組んでいこうではないか。健闘を祈る。