WordPressテーマを比較!無料と有料のおすすめのテーマを紹介

ブログ作成

WordPressでブログやビジネスサイトを作る場合には「テーマ」を導入すると思います。

しかしこのテーマ、無料のものもあれば有料のものもあり、またその数も膨大にあるので、何を使ったらいいのか迷いますよね。

そこで今回は、日本で開発され利用者が多いWordPressテーマを比較して紹介してみたいと思います。

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比較ポイント

この後で色々なWordPressテーマを紹介しますが、その際に判断の拠り所になるポイントについて説明します。

「デモページではいい雰囲気だったんだけど、実際使って見たら機能が足りなかった」ってこともあり得るので、テーマを検討する際には以下のような点をチェックしてみて下さい。

使い方について公式サイトに多くの記事があるか

テーマを使い始めると、ちょっとわからない部分というのが必ず出てきます。そんなときに、テーマの公式サイトに既に多くの記事があれば、さっと調べることができます。

デザインが画像に依存し過ぎてないか

多くのWordPressテーマではデモページが用意されているのですが、デモページには開発者が厳選した画像を用いられていることが多いです。

なのでデモページ並みにクオリティの高い画像を自分でも作り続けられるならいいのですが、自分で用意したイマイチな画像を使ってしまうと途端にダサくなってしまうので注意が必要です。

ビジネスサイトを想定している場合は、最初に綺麗な画像をきちんと使っておけば問題ないですが、ブログの場合は日々記事を追加していくので、画像の綺麗さに一貫性がないとあっという間に本来のテーマの雰囲気が崩れてしまいます。

最低限の作り込みがあるか

現在のWordPressテーマは、WordPress公式の海外テーマなどとは違って、きちんとした作り込みがなされているものがほとんどです。

以下の機能は最低でも盛り込まれている必要があるものなので、念のため確認しておきましょう。

  • 内部SEO対策
  • レスポンシブ対応(パソコン、スマートフォン、タブレット、どの端末で見ても最適化されて表示される)
  • デザインの簡単な変更(スキンや見出しなどの選択)
  • Gutenbergエディターへの対応

Amazonや楽天のリンクをすぐに貼れるか

ブログを想定している人の場合、Amazonや楽天の商品へのアフィリエイトリンクは必須です。

Amazonや楽天にも公式のリンク作成ツールがありますが、見栄えの点からは別のツールを使った方がよいです。候補としては、AmazonJS、Rinker、カエレバ、ヨメレバ、katteneなどがあります。

Amazonや楽天へのアフィリエイトリンクを簡単に作れるかは、日々の記事作成の際に地味に効いてくるので、チェックポイントとして重要です。公開されている使い方の記事の中に、アフィリエイトリンクに関するものがあるか確認しておきましょう。

後で紹介する「Cocoon」というテーマの場合、テーマの機能として、Amazon、楽天、Yahooショッピングへのリンクを簡単に作れる機能が搭載されています。

将来性があるか

WordPressテーマは、いったん使い出すと他のテーマに変更するのが困難です。

単にテーマを変更するだけならボタン1つで可能なんですが、多くのテーマの場合独自のCSSコードなどを使っていて、単にテーマを変更するだけではテーマの移行は完了しないのです。なので、いったん腰を据えて使い始めたらしばらく(個人的には最低でも2~3年)は使い続けるつもりの方がよいでしょう。

そこで問題になってくるのがテーマの将来性。具体的に言うと開発チームが存続するかどうか。

テーマは日々不具合が発見されるものであり、Webを取り巻く環境に応じて新しい機能も導入しないといけないですが、開発チームが存続しないと、そもそも更新が止まってしまします。

テーマ作成は会社規模で行ってるところもあれば、個人で行っているところもあります。個人の場合は、その人が作るのをやめてしまうと更新がストップするので、その点はある程度の規模の会社のほうが安心です。

無料のWordPressテーマ

Cocoon

テーマ名Cocoon(コクーン)
公式サイトhttps://wp-cocoon.com/
開発「わいひら」さん
価格無料
※2021年4月の情報です

Cocoonは、無料のWordPressテーマの中では国内で最も知名度が高いです。私のこのブログもCocoonで作っています。

内部SEO、レスポンシブ対応、Gutebergエディターへの対応もあります。公式サイトに設定方法を説明した記事がたくさんあり、またフォーラムでも活発に意見が交換されています。

個人的に気に入っているのは、Amazon、楽天、Yahooショッピングへのリンクを簡単に作る機能が搭載されていること、「スキン」と呼ばれるデザインを部分的に変更する機能が搭載されていること、などです。

同じ作者からCocoonの前身である「Simplicity」というテーマが配布されていますが、今からブログに使用するなら、SimlicityではなくCocoonが良いでしょう。

LION

テーマ名LION BLOG, LION MEDIA
公式サイトhttps://fit-jp.com/theme/theme_download/
開発フィット株式会社
価格無料
※2021年4月の情報です

有料のほうで紹介する「THE THOR」というテーマを作った会社の無料テーマです。LION BLOGとLION MEDIAのどちらも、ブロガー向けの2カラム構成となっています。

有料の「THE THOR」と同様、とても洗練されたデザインになっています。

Lightning

テーマ名Lightning
公式サイトhttps://lightning.nagoya/ja/
開発株式会社ベクトル
価格無料
※2021年4月の情報です

Lightningは、WordPress公式ディレクトリに登録されているテーマなので、WordPressの管理画面から無料で簡単にインストールできます。

機能面を多機能統合型プラグイン「VK All in One Expansion Unit」に分割し、テーマファイルのシンプルさを追求する事で、カスタマイズ性と機能性の両面を追求しています。

また、有料版Lightningのテーマも用意されています。

Xeory

テーマ名Xeory(セオリー)
公式サイトhttps://xeory.jp/
開発バズ部
価格無料
※2021年4月の情報です

Xeoryは、SEOなどのWeb系ノウハウを集めたサイトを運営する「バズ部」が提供しています。

会社などの利用を想定したサイト型テーマの「XeoryExtension」と、ブログ型テーマの「Xeory Base」があります。シンプルなデザインが好きな人におすすめです。

Luxeritas

テーマ名Luxeritas(ルクセリタス)
公式サイトhttps://thk.kanzae.net/wp/
開発「るな」さん
価格無料
※2021年4月の情報です

Luxeritasは、SEO最適化済み、レスポンシブ、高カスタマイズ性を持つ無料のWordPressテーマです。

また、多機能であるにも関わらず、Webページを高速に表示するための仕組みが満載されており、非常に高速に動作するとのことです。

有料のWordPressテーマ

SANGO

テーマ名SANGO(さんご)
公式サイトhttps://saruwakakun.design/
開発サルワカ
価格11,000円(税込)
※2021年4月の情報です

SANGOは、Webメディア「サルワカ」が提供しています。

特徴はなんと言っても、ポップでおしゃれなデザイン。ひと目でSANGOとわかるほどのインパクトがあります。内部SEOとレスポンシブ対応もあります。Gutenbergエディターについては専用のプラグインが用意されています。記事内で使えるパーツ(見出し、ボタン、ボックスデザイン、箇条書きなど)も多種にわたって用意されています。

公式サイトにも使い方に関する記事が数多く掲載されているので、初心者にも使いやすくなっています。

STORK19

テーマ名STORK19(ストーク19)
公式サイトhttps://www.stork19.com/
開発運営会社:株式会社bridge
サービス名:OPENCAGE(オープンケージ)
価格11,000円(税込)
※2021年4月の情報です

STORK19は、細かいデザインに徹底的にこだわって作られたテーマです。シャープで美しいデザインは、しっかりとブログやサイトを育てたい場合にはぴったりです。

内部SEO、レスポンシブ対応、Gutebergエディターへの対応もあります。使い方に関する公式サイトの記事も豊富です。

同じ開発元から、SWALLOW(スワロー)、Hummingbird(ハミングバード)、ALBATROS(アルバトロス)といったテーマも販売されています(詳細ページ)。ただ、上記のSTORK19が開発元の最新のテーマなので、今から使うならSTORK19が良いでしょう。

Minimal WP

テーマ名Minimal Cafe, Minimaga, Folclore, Flora deux, White Studio, My Song, Minimal Journal, Slauson, Black Studio, Vanilla City, Holiday, Pantomime, Remember
公式サイトhttps://minimalwp.com/
開発Minimal WP
価格9,999円(税込)
※2021年4月の情報です

Minimal WPから販売されている複数のテーマは、デザインも機能も設定もシンプル&ミニマルで、スマホ対応、初心者フレンドリーなテーマです。

白を基調としたおしゃれなテーマなので、カフェや雑貨屋などのサイト作成に適しています。

Lightning Pro

テーマ名Lightning Pro
公式サイトhttps://lightning.nagoya/ja/
開発株式会社ベクトル
価格7,700円(税込)
※2021年4月の情報です

Lightning Proは、ビジネスサイトの構築に必要な機能をあらかじめ組み込んだビジネスサイト特化型のテーマです。 テーマ単体でも十分カスタマイズ可能ですが、無料の機能拡張プラグイン「ExUnit」と組み合わせて使うことで、さらに豊富な機能を実現できます。

また、拡張デザインスキン(別売)をインストールすることにより、利用可能なバリエーションを増やすことができます。

また、無料版Lightningのテーマも用意されています。

JIN

テーマ名JIN(ジン)
公式サイトhttps://jin-theme.com/
開発株式会社CrossPiece
価格14,800円(税込)
※2021年4月の情報です

JINは、アフィリエイトのためのノウハウが凝縮されたテーマです。

アフィリエイターのひつじ(@hituji_1234)さんがこれまで培ってきた「アフィリエイト」と「SEO対策」の知識を集約して、売れるサイト作りを後押しできるテーマに仕上げたとのことです。

複数のデザインが用意されており、ボタン1つでデザインを切り替えることができます。

STINGER PRO2

テーマ名STINGER PRO2
公式サイトhttps://on-store.net/wing_st2_user/
開発株式会社オンスピード
価格10,800円(税込)
※2021年4月の情報です

STINGER PRO2は、ビジネスからブログまで対応できる、シンプルかつ高機能なテーマです。このテーマだけで多彩な表現が可能です。内部SEOも対策されています。

賢威

テーマ名賢威(けんい)
公式サイトhttps://rider-store.jp/keni/
開発株式会社ウェブライダー
価格27,280円(税込)
※2021年4月の情報です

賢威は、レスポンシブ、スライダーや全画面表示機能、カスタマイザーを利用して管理画面内でデザイン・レイアウトを調整する機能などを備えたテーマです。また、豊富なテンプレートを適用することで、デザインを簡単に変更できます。

個人起業家、アフィリエイターやブロガーなど、2万を超えるユーザーが使用しているそうです。

Emanon

テーマ名Emanon(エマノン)
公式サイトhttps://wp-emanon.jp/
開発株式会社イノ・コード
価格9,800円~(税込)
※2021年4月の情報です

Emanon Pro、Emanon Business、Emanon Premiumの3つのラインナップがあります。これら有料版の3つのテーマは、ビジネス向けに特化した非常に洗練されたデザインのテーマとなっています。

自社メディアでの運用や、事業サイトとしての運用を目的に中小企業、士業、コンサルタント、個人事業主に利用可能です。カスタマイズ機能、6種類のファーストビュー、集客機能、スマホ対応、内部SEO対策などもあります。

YouTube動画 ワードプレス 有料テーマ Emanon【エマノン】

また、無料版のEmanon Freeもあります。無料版のテーマは、ブロガー向けのデザインになっていて、こちらもとても洗練されたデザインです。

LIQUID PRESS

テーマ名LIGHT, MAGAZINE, CORPORATE, INSIGHT, LP, SMART, APP, PORTFOLIO
公式サイトhttps://lqd.jp/wp/
開発リキッドデザイン株式会社
価格3,960~10,890円(税込)
※2021年4月の情報です

LIQUID PRESSは、WordPress公式有料サポートテーマです。 スマートフォン対応で直感的なカスタマイズが可能な、日本語対応レスポンシブWordPressテーマを、企業サイト、オウンドメディア、ブログ、LPなど、用途別に取り揃えています。

テーマのラインナップで特に人気なのが、以下の3つとのこと。

  • LIQUID MAGAZINE:ブログ、メディア向け、分析機能付き
  • LIQUID CORPORATE:企業ビジネスサイト向け、多言語対応
  • LIQUID LP:ランディングページ向け、運用マニュアル付き

どのテーマもしっかり作られていて、自分の作ろうとするメディア(ブログやサイト)の種類に合わせて最適なテーマを選べます。

また、無料版として「LIQUID」も用意されています。

THE THOR

テーマ名THE THOR(ザ・トール)
公式サイトhttps://fit-theme.com/the-thor/
開発フィット株式会社
価格16,280~円(税込)
※2021年4月の情報です

THE THORは、「SEO・デザイン・機能」が全て揃ったテーマを目指して作られた、究極のWordPressテーマとのことです。

SEOの最適化、集客・収益化支援システムの搭載、国内屈指の高速テーマ、簡単な操作性、無料バージョンアップ、会員フォーラム・メールサポート、などの機能が盛り込まれています。

下記のような人におすすめです。

  • SEOに強いテーマを使いたい、検索上位表示させたい方
  • おしゃれで美しいデザインのサイトを簡単に作りたい方
  • ブログへのアクセス、広告収入を増やしたいブロガーの方
  • アフィリエイト収入を増やしたいアフィリエイターの方へ
  • 自社サイト・ECサイト等への集客を図るためのオウンドメディアを構築したい方

また無料テーマでも紹介しましたが、同じ開発元から無料の「LION BLOG」、「LION MEDIA」といったテーマも用意されています。

TCD

テーマ名(75種類ほど)
公式サイトhttps://tcd-theme.com/
開発株式会社デザインプラス
価格約10,000円
※2021年4月の情報です

国内の会社向けWordPressテーマを語るときに外せないのがTCDです。次々に新しいテーマがリリースされ、そのどれもがずば抜けたデザインで構築されているのが特徴です。

作ろうとする会社の種類に応じて(病院、法律事務所、美容院など)ぴったりのテーマが用意されているので、事業形態がはっきりしている場合には迷う必要がないぐらいです。

たとえば以下のようなテーマがあります。

  • NANO(TCD065):大企業向けのコーポレートサイト向けのテーマ
  • Muum(TCD085):あらゆるタイプのブログにフィットするテーマ
  • HEAL(TCD077):スパ・エステサロン、マッサージ店などに最適なテーマ

まとめ

というわけで、日本で開発され利用者が多いWordPressテーマを紹介してみました。

最後に「個人的なおすすめは?」と聞かれたとしたら、私なら以下のように答えます。

  • 無料のブログ向けテーマなら
    Cocoon(Amazon等のアフィリエイトリンクを簡単に作れて、追加されるスキンでデザインを大きく変更できるため)
  • 無料のビジネスサイト向けテーマなら
    Xeory(シンプルなビジネスサイトを作れるため)
  • 有料のブログ向けテーマなら
    SANGO(ポップで親しみやすいデザインで、用意されているパーツが多いため)
    STORK19(スタイリッシュかつ親しみやすいデザインで、用意されているパーツが多いため)
  • 有料のビジネス向けテーマなら
    TCD(デザインが洗練されており、事業形態にあったテーマを選べるため)

デザインや機能の方向性は人によって感じ方が違うので、あくまで「私なら」ということです。

ではまた!

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