ワコムの液晶ペンタブレットのタッチキーをカバーする方法を考えた

イラスト作成
あき山
あき山

タッチキーに指が当たるのを防ぎたい

ワコムの液晶ペンタブレット(液タブ)のWacom Cintiq Proシリーズに搭載されているタッチ機能ですが、スマートフォンのように画面に対してタッチ操作できるので便利と言えば便利です。このタッチ機能の設定をするエリアは(下の画像)、液タブの右上にあります。

タッチ機能自体は、使いたくなければ上記の設定エリアの右端の指マークのボタンからオフにできるのですが、たとえタッチオフの設定になっていても、この設定エリアに指が当たると誤作動(意図しない動作)が起こるため、その度にいちいち元に戻さないといけなくなります。

この設定エリアに指が当たらないようにするためには、何か物を貼って指が物理的に当たらないようにする必要がありますが、クリエイティブな作業をしているときにテープで貼ったようなみすぼらしいハリボテが目に入ると気が散ってしまいます。

私も長い間この問題を煩わしいと感じていて、どうにかしていい感じでタッチを防ぐための板(?)がないかと考えていたんですが、このほどついに見つけました!

今回は、私がタッチ機能の設定エリアをカバーするために導入した方法について紹介します。

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L-70 メタクリルL型カード立

私が導入したのはこれです!

L-70 メタクリルL型カード立」という商品で、会議や店舗などでカードを立てるためのプラスチック製の台です。

他の角度から見るとこんな感じ。ほんとにただのカード立てです。

カード立てを設置する

カード立てを設置してみます。

カード立ての足の部分を液タブの端にあるタッチ機能の設定エリアに引っかけます。

表から見るとこんな感じになります。カード立ての足の部分がちょうど設定エリアの上に被さっています。この状態になると、上から指でグッと押しても下のボタンは全く反応しなくなります。

カード立てを置いているだけなので、設定エリアを使いたくなったら、こんな感じで指でスッとカード立てを左にずらすだけでボタンが出て来ます。

全部のボタンを露出させるとこんな感じ。指でスライドさせるだけで、いつでも設定エリアのボタンにアクセスできるので便利です。

液タブの角度を大きくして立てかけるように使う場合、カード立てを置いただけだと、カード立ての頭の部分が重くて足の部分が液タブの表示面から浮いてしまいます。この場合は、足の部分に重しを載せるか、いっそテープで止めてしまう必要がありそうです。

入手方法

私はこのカード立てを神戸三宮のシモジマという文具専門店で買ったんですが、ここは膨大な種類の文房具があって、この「メタクリルL型カード立」についても、今回の「L-70」以外に色んな種類・大きさのものが置いてありました。

リンク シモジマ 三宮店

Amazonには同じ商品は出てないようですが、楽天にはありました。ただし送料が780円ほどかかるので、本体が100円程度で買えることを考えればあまりお得ではないですね。

ダイソーなどの100均にもカード立て自体はあるのですが、今回紹介したカード立てほど小さいサイズのものはないようです。100均で買えるカード立てのサイズは試していないですが、もし試す場合は足の奥行き方向の長さに気を付けて下さい。液タブのベゼルの長さ以上に足の奥行きが長いと、液タブの表示領域に重なってしまうからです。

ちなみに、私が使っているWacom Cintiq Pro 13の場合、設定エリア部分のベゼルは2.7cmほどでした。カード立ての足の奥行きがこれより短くないとだめです。

ダイソーとセリアのカード立てをまとめているページ(外部サイト)があったので紹介しておきます。

100均で購入した「カードスタンド」商品一覧。写真付きでご紹介
100円ショップでは販売している透明なカードスタンドは、全部で3つの形が用意されていました。一番左からL型・V型・T型の3タイプです。メニュー立てや受付の案内板、POP入れなど使い方もさまざま。100均ダイソーとセリアで購入したカードスタンドを商品一覧でご紹介。サイズと種類を掲載しています。

まとめ

というわけで、ワコムの液晶ペンタブレットで、タッチ機能の設定エリアをカバーするために導入した方法について紹介しました。

見た目がすっきりしていて、それでいて設定エリアのボタンを操作するときもサッとずらせばすぐ押せるのでかなり気に入ってます。

タッチ操作の設定エリアの誤タッチに悩まされている人は、ぜひ試してみて下さい。

ではまた!

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