
ついにやりましたよ !
ストリートファイターV(スト5)と、それをプレイするためのアーケードコントローラー(アケコン)を買っちゃいました。
最近では、e-Sportsと呼ばれ競技ゲームが盛んですが、ストリートファイターも4ぐらいから何人ものプロゲーマーが活躍するようになりました。それに合わせてYouTube動画も急激に増えました。
スト4やスト5のYouTubeの動画をずっと見ているうちに、自分でもプレイしてみたい気持ちを抑えられなくなり、今回とうとうスト5とアケコンを買いました。ちなみに私は格ゲード素人です。
今回は、スト5とアケコンを買ったきっかけと、ド素人の私が急にスト5を始めて見た結果についてお話しします。
スト5を始めることになったきっかけ
「平成も終わって令和のこの時期に唐突にスト5やりだすなんて、あき山はどうしちゃったの?」という疑問(?)もあると思うので、少し長くなりますがスト5を始めるまでの経緯を話してみたいと思います。

おじさんの昔話にしばしお付き合い下さい 。
ストリートファイターⅡ
まずは、ストリートファイターⅡこと、スト2から話は始まります。
スト2は1991年3月にリリースされたんですが、当時私は高校2年生でした。(あき山にも高校生だった頃があるのです)
電車通学だった私は、学校の帰りにターミナル駅にあるゲーセンに行って初めてスト2を見たんですが、一目見て神ゲーであることを直感しました。
CMのキャッチコピーが「俺より強いヤツに会いに行く」(今回の記事のタイトルを回収)だったのもインパクトありました。このCMでは、 人気キャラクター「春麗」を当時17歳だった水野美紀さんが演じていました。この水野さんはほんと衝撃的な可愛さでしたね。筋肉少女帯の「バトル野郎〜100万人の兄貴〜」もぴったりでした。
2D画面内で左右方向に2人が殴り合うゲームといえば、私のような世代だと、任天堂のアーバンチャンピオン(1984年11月発売)が頭に浮かびますが、そこからは想像も出来ないぐらい複雑でワクワクする感じがありました。
この頃の高校生男子は、スト2が好きすぎてリアルでスト2のまねごとをしたりしてたんですよね。
真似と言ってもせいぜい波動拳とか昇龍拳(猫ひろしだ!)ぐらいなもんで、ガイルのサマーソルトとかは無理です。もしやったら着地に失敗して首の骨が折れます。学生の間で実現不可能だけど、やってみたい技ナンバー1はベガのダブルニープレスでした(あき山調べ)。
スト2は神ゲーであることを確信しつつも、あき山のゲームの腕はヘボいので、ノーマルレベルでのワンコインクリアもできないまま1年が経過しました。
ストリートファイターⅡの続編
現役での大学受験に失敗したあき山は予備校に通うことになったのですが、私が予備校に通い始めると同時に、今度はストリートファイターⅡ’(ダッシュ)が発売され、さらにその冬にはストリートファイターⅡ’ TURBO(ダッシュターボ)が発売されました。
私は十三(関西の難読地名のひとつ)にある予備校に通ってたんですが、当時の十三のゲーセンの熱気は今でもよく覚えてます。予備校生がスト2の台に群がっていて、店内には湯気が立ち上る勢いでした。
予備校で知り合った友人にスト2がめちゃくちゃうまいやつがいて、その友人はザンギエフのスクリューも華麗にキメる腕前で、私はよくプレイを観戦してました。あき山はというと、相変わらずコンボはおろか昇龍拳も怪しいので、この頃はもう観戦派でした。
それにしても私が現役生の頃にスト2、予備校生のときにダッシュとダッシュターボが発売されるなんて、とんでもない時期に当たったものです。私はスト2が下手だったおかげで無事に(?)1年で浪人を終え、志望大学に入ることができました。ゲーム下手も時には命拾いになるのです。
ちなみに、スト2がうまかった先の友人は、スト2が原因かどうかは知りませんが3浪してました。彼が無事に大学に入った後、家まで遊びに行ったときに、PCエンジンのスト2でボコボコにされたのを覚えてます。
ストリートファイターⅣ
その後はストZEROやスト3などもリリースされましたが、個人的にはほとんど触れることなく、ストリートファイターⅣまで一気に時代が進みます。
スト4がアーケードで稼働したのが2008年7月のことで、ちょうどYouTubeの知名度が一般に広がった時期と重なります。YouTubeで動画をよく見るようになったころ、ふとしたことで自分のホームに上がっていたスト4のプレイ動画を見ると、これが想像以上に面白い!
その中で、プロゲーマーの「梅原大吾」氏や「ときど」氏を知るようになりました。2人とも、ストリートファイター界では現在もトッププロですね。梅原氏やときど氏の語りは、勝負の世界を超えて物事への取り組み方の示唆になるものが多く、彼らの書籍はよく読みました。
勝負の世界のプレイヤーの語りには元々興味があって、将棋の羽生善治氏の本なんかもよく読みました。
ストリートファイターⅤ
ようやくストリートファイターの最新のタイトル、スト5まで来ました。
スト5は2016年2月にリリースされましたが、この頃には競技スポーツ「e-Sports」が盛んになってきました。ストリートファイターでいうと、世界規模のeスポーツ大会であるEVO(Evolution Championship Series)をはじめ、年間通じて複数の大会が行われています。
私もYouTubeでスト5のプレイ動画を見ることがほんとに多くなりました。とはいえ、どうしてもスト5に偏るんですよね。e-Sportsで盛んなゲームはスト5以外にもたくさんあるようですが、やはり多感な頃に見たスト2のイメージがあるので、スト5ばかりを見てしまうんです。
動画を見ているうちに、スト2時代に下手のままで放置してその後プレイしてこなかったストリートファイターを、もう一度やってみたいという気持ちが高まってきました。
ハイスコアガール
スト5の動画を見つつも「う~ん、購入には最後の一押しがないな」などと思いながら過ごしていたところ、アニメ「ハイスコアガール」を見ました。
ハイスコアガールは、スト2からスーパースト2あたりの時代を背景にした、ゲーム&ラブコメの漫画(アニメ)です。
これがめちゃくちゃ面白くて、上で書いたような私のスト2の原体験と重なり、しかもラブコメ大好きの私の琴線に触れました。ハイスコアガールへの想いについては、2期のハイスコアガールⅡを見た後でアニメ感想として書きました。
うちの子ども達にもアニメを見せたところ、すっかり気に入ったようで面白がって見てました。特に小4の息子は、その後漫画にもハマって繰り返し読んでいます。
そんなときにふと思いました。

スト5買ったら子どもらもプレイするんじゃね?
そう考えると、スト5を買っても元を取れそうな気がしてきて、急に購入に向けて気持ちが傾いていきました。
そしてついに購入
そして2019年の年の瀬、令和元年も終わろうとしている頃、ついに購入しました!
購入したのは、「Steam」で動作する「ストリートファイターⅤ」と、アーケードコントローラーです。
Steamでスト5を購入
うちにはゲーム機はSwitchとWiiUしかないので、スト5をプレイできるPS4がないんですよね。そこで、パソコンがそこそこ高スペックであることを利用して、Steamで動作するPC版のスト5を買うことにしました。
「Steam」とは、PC上で各種のソフトウェアを動作させるためのプラットフォームのことです。Steamのサイトには、ゲームを中心とした膨大な数のソフトが販売されており、そこで購入したゲームは、SteamをインストールしたPCで動かすことができます。

随分前に紹介したVチューバー支援サービス「Vカツ」なんかも、Steamで動くソフトウェアですね。
ゲームは膨大にあるのでストア内検索が便利です。「street fighter」で検索すればすぐ出て来ます。私はPaypalで1,218円で購入しました。

今だと、キャラやコスチュームなどのダウンロードコンテンツ(DLC)が追加された「STREET FIGHTER V: CHAMPION EDITION UPGRADE KIT BUNDLE」というのがあります。単体で買うよりはこっちの方がいいかもしれませんね。
アーケードコントローラーを購入
ストリートファイターをプレイするならアーケードコントローラー(ジョイスティック)だろ?ってことで、アケコンも買いました。Amazonで9,980円でした。

アケコンもAmazonで見た感じではかなりたくさんあるので迷うところですが、そこそこの大きさのものを選びました。ある程度の大きさのアケコンだと、レバーを握る左手の腹を乗せるスペースがあるので。
あと実質的にド素人なので、いきなり1万円を超えるようなアケコンは高額すぎるだろと。高いものは5万円ぐらいするものもありますが、ぎりぎり1万円以内のものを選びました。
スト5をプレイしてみる
さっそくプレイしてみると、おおお!スト2時代の感動が蘇る!!
昔はリュウ、ケン、ガイルなんかを使ってたんですが、今回はツインテールのキャラクター「レインボー・ミカ」を選択しました。
買ってから半月ほど経過して、今は何をやっているのかというと、コンピュータとの対戦と連続技の練習などで遊んでます。
昔見たスト2うまい人の、流れるようなコンボが憧れなんですよね。ただゆっくりやって70%ぐらいの成功率のコンボは、実践では全くと言っていいほど出ませんw
ネット対戦も少しやってみましたが、びっくりするほど全く勝てないです。私のランクが最低(この時点で全ユーザ数と同じ数と思われる1130065)なので、このランクと全く同じ人と対戦したときだけ半分ぐらいの確率で勝てますw
まぁぼちぼち練習して楽しんでいきますよ!
まとめ
というわけで、スト5とアケコンを買ったきっかけと、スト5を始めてみたことについてお話ししました。
e-Sportsの隆盛でYouTubeなどでプレイ動画を見る人は増えたのかもしれませんが、やはりプレイするとなると完全な素人には敷居が高いと思います。私も今回、購入するまでなかなか踏ん切りが付かなかったです。
ですが、実際にプレイしてみるとやっぱり楽しいです。3D酔いが酷いためにゲームをやりたくても、最近のゲームのほとんどがプレイできない私に取ってはまさに恵みの雨。スト5は全く酔わないのです!
「可愛い女の子になりきりたい! 」 という欲望のままに (ここ重要) 、今後もミカを使っていきたいと思います。
ではまた!
※アイキャッチ画像は、「ぱくたそ」の画像を利用しています。
アケコンをしばらく使ってみたあと、 後日レバーガイドを8方向のものに交換した話も書きました。 興味ある人は以下の記事をどうぞ。