格安SIM業者(MVNO)の提供する格安SIMの利用料金は、docomo、au、ソフトバンクなどの大手キャリア(MNO)よりも確実に安いですよね。私も2年ほど前からmineo(マイネオ)のSIMを使い続けてきました。
そんな私ですが、先日ついにmineoからUQモバイルに乗り換えました。
mineoについては、これまで2年ほど特に不満がなかったのですが、2018年頃から朝、昼、夕方の通信が混雑する時間帯の速度が我慢できないぐらいに遅くなってきました。
そこで、大手キャリアがサブブランドとして展開する「UQモバイル」や「Y!mobile」の検討を始めました。そしてTwitterのフォロワーさんのアドバイスもあり、今回UQモバイルに乗り換えたというわけです。
今回は、mineoからUQモバイルに乗り換えて、混雑時の速度がどのぐらい改善したかについて書いてみたいと思います。
mineoについて
mineoの通信速度を測定してみた
まず、mineoを利用していた頃の通信速度について書いてみます。
mineo利用時の契約内容は、auプラン(Aプラン)の基本データ容量3GB・デュアルタイプ(データ通信+音声通話)で、月々の料金は1,510円でした。
この契約内容で、Speedtestによる通信速度の測定結果が以下です。朝夕の測定場所は、大阪と神戸の間の電車内で、昼の測定場所は神戸のオフィス街です。

どうでしょうか?なかなかの遅さですね。特に平日の昼間や電車の移動時の空き時間にスピードが遅くなるのはかなりストレスがたまります。
mineの体感速度
計測時の体感で上の速度結果を評価すると、だいたい下りで10Mbpsを下回るとかなり遅くてイライラするようになり、下りで5Mbpsを下回ると使い物にならないレベルです。
私自身も、朝の電車、昼休み、夕方の電車でよくTwitterをしますが、この時間帯のTwitterの読み込みが遅いので、いつもイライラしてました。
特に、上の画像の2018/10/23(最下段)は遅い日で、通信障害か?と思うぐらいでした。Twitterでもmineoが遅い!とツイートしている人が多数いましたね。
ただでさえ混雑時の速度が遅いのに加えて、定期的にこういった極端な遅延が発生するのがmineoの特徴なのかもしれません。
ちなみに下りで5Mbpsを下回ると、下の画像のようにTwitterのタイムラインで画像がプレビューできず、四角い領域がずらっと並ぶことになります。

こんな感じで、Twitterのタイムラインをさーっと下に流すときに、ほとんど画像が表示されません。文面から面白そうな画像だから見たいと思って個別に開こうとしても、30秒ほど待っても表示されないこともあります。
混雑地域以外での利用
ここまで、混雑時間帯(平日の朝、昼、夕方)の混雑地域(電車やオフィス街)での利用について書いてきましたが、それ以外のシーンでの利用についても書いておきます。
mineoのAプランを利用している家族の証言によると、平日の非混雑地域(住宅地など)でのmineoの利用については特に問題ないそうです。
また、休日についても、私自身の体感では特に問題ないと思います。
なので、mineoの速度が低下する問題は、混雑時間帯の混雑地域に限られそうです。
mineoについてまとめ
というわけで、mineoについては以下のことが言えそうです。
- 混雑時間帯(平日の朝、昼、夕方)の混雑地域(電車やオフィス街)では、イライラするレベルで遅い。
- 非混雑地域(住宅街など)や休日では、特に問題なし。
個人的な体感からすると、混雑時間帯に混雑地域でTwitterなどの画像が流れるSNSをよく利用する人は、mineoはやめておいた方がいいと思います。イライラしまくります。
特にTwitter大好き人間(私だ…)や、ネットライフの充実が人生の充実度に連動してる人(私だ…)にとっては、イライラ度マックスになって何も良いことありません。
というわけで、ネット中毒な私は、格安SIMの中でトップクラスの通信速度との評判もあるUQモバイルに乗り換えることになったわけです。
続いて、UQモバイルのプランや通信速度についてお話しします。
UQモバイルについて
さて、UQモバイルに乗り換えるにあたって、どんなプランを適用したらいいのでしょう。
mineoを使っていたときは「基本データ容量3GB、データ通信+音声通話、月々1,510円」だったので、このぐらいの水準でお得感のあるプランを探してみます。
また、私はほとんど電話をしないので、電話が優遇されないプランを探してみます。
ただしmineoの料金は格安SIMの中でも比較的安いほうなので、通信品質が向上するなら数百円程度の上乗せは許容範囲とします。
おしゃべりプラン・ぴったりプラン
UQモバイルには、通話を考慮したプランとして「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」というものがあります。

引用元 おしゃべりプラン・ぴったりプラン│UQ mobile(https://www.uqwimax.jp/plan/mobile/talk/)現在リンク切れ
結論からいうと、おしゃべりプラン・ぴったりプランは、電話をほとんどしない人にとっては少し割高になります。
このプランを眺めていて私が引っ掛かったのは、料金体系やキャンペーンの適用条件が複雑なことですね。さらに、契約期間が2年縛りなことも気になります。
というわけで、電話をしないのなら、おしゃべりプラン・ぴったりプランを選ぶ必要はないと思います。
データ高速プラン・データ無制限プラン
UQモバイルには、データ通信を考慮したプランとして以下の4つのプランがあります。

引用元 その他の料金プラン│UQ mobile(https://www.uqwimax.jp/plan/mobile/other/)現在リンク切れ
今回は、データ通信と音声通話の両方を含むプランを選ぶので、「データ高速+音声通話プラン」か「データ無制限+音声通話プラン」になります。
そして、月間データ容量と月額料金を見ると、最初に書いた条件(3GB、1,510円)からすると「データ高速+音声通話プラン」が良さそうです。
もし電話をしたい場合でも、20円/30秒というのは、通話以外のプランでは一般的な料金ですし、最低利用期間も12ヶ月と良心的です。
「データ高速+音声通話プラン」であれば、料金のほうもmineoのときと比べて月々170円程度の上乗せで許容範囲です。
というわけで、私は「データ高速+音声通話プラン」に決めました。
というわけで。。。

届きましたっ!!
次は、混雑時にどのぐらいUQモバイルの速度が出るのか調べてみます。
UQモバイルの通信速度を測定してみた
UQモバイルから届いたSIMをiPhone8に装着して、UQモバイルの通信速度を測定してみます。
今回も測定には、Speedtestを使いました。朝夕の測定場所は、大阪と神戸の間の電車内で、昼の測定場所は神戸のオフィス街です。

おおおお、mineoのときと比べて圧倒的に速度が上がってますね!
UQモバイルの体感速度
計測時の体感で上の速度結果を評価すると、ほとんど問題なくサクサク通信できているレベルです。だいたい下りで10Mbpsを下回ると遅くてイライラするんですが、上の画像のとおり10Mbpsを下回ることはなかったです。
朝の電車、昼休み、夕方の電車でTwitterをした感じですが、この時間帯にもかかわらずTwitterのタイムラインで画像がほぼ一瞬で表示されました。
嬉しさのあまりツイートしてしまいましたw
mineoからUQモバイルに乗り換えて、昼休みのダウンロード速度が6倍ぐらい上がった。Twitterの画像表示速度もほぼ一瞬。 pic.twitter.com/Z6BveZrnQx
— あき山 (@akiyama_s) 2018年11月5日
また、mineoのときはWebページの表示も相当遅かったのですが、UQモバイルに乗り換えてからWebページもスッと表示されるようになりましたね。
UQモバイルについてまとめ
というわけで、UQモバイルについては以下のことが言えます。
- 混雑時間帯(平日の朝、昼、夕方)の混雑地域(電車やオフィス街)でも、画像が一瞬で表示されて快適。
- 非混雑地域(住宅街など)や休日でも、特に問題なし。
今まで混雑時の通信が遅くてイライラしてたのが嘘のように解消されてしまいました。格安SIMの中では通信速度はトップクラスという噂でしたが、間違いではなかったですね。
auネットワークで月々980円(税抜)~!【UQ mobile】
まとめ
というわけで、mineoからUQモバイルに乗り換えて、混雑時の速度が大幅に向上したという話でした。
UQモバイルに乗り換えてから今で1週間ほど経過しますが、毎日全く問題なく使えています。これで平日のネットライフが充実しそうです。
ではまた!