カプコンの著作物のガイドラインからYouTubeやブログでできることを考察してみた

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あき山
あき山

考察をまとめてみました

2021年1月にカプコンは「カプコン動画ガイドライン(個人向け)」を発表しました。

カプコン動画ガイドライン(個人向け) | カプコン 製品・サービス情報 | CAPCOM
カプコン動画ガイドライン(個人向け) 最終更新日 2021年1月6日 カプコンは、当社タイトルのゲーム映像を使用した魅力的な動画を作成したいと考えるお客様に感謝するとともに、動画の創造を応援します。 ただし、当社タイトルのゲーム映像を使用する際には、以下のガイドラインを遵守してください。 ガイドラインは、当社が所有する…

これにより、それまでゲームの動画や静止画の利用についてややグレーだった部分が、かなり明確になったように思います。

このガイドラインは、特にカプコンのゲーム動画を作っているYouTuberや、カプコンのゲームに関する記事をたくさん書いているブロガーにとってはかなり重要です。なぜなら記事中にカプコンのゲームの動画や静止画を使えるのかどうかで、記事の印象が変わってくるからです。

今回は、このガイドラインにもとづいて、カプコンの著作物についてYouTuberやブログでできることを考察してみました。

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ガイドラインから分かること

まずは、ガイドラインの冒頭部分を見てみます。

投稿可能な動画YouTube、Twitch、Twitter、Facebook、お客様ご自身のウェブサイト、またはその他の動画共有サイトで、ゲームの攻略・紹介・実況・解説動画を投稿していただくことが可能です。

ゲーム機本体やゲームソフトの機能(Steam版ソフトの場合はSteamクライアントの機能)でゲーム映像の共有が許可されている場合は、当該機能を利用して動画の投稿が可能です。

これに該当しない方法で動画を作成・編集・投稿する場合は、ゲーム映像に、ご自身のコメント等その他の価値や利点を付加して提供(※)する必要があります。

(※)「ゲーム内のムービーのみをそのまま共有」、「公式ゲーム映像の転載」、「感想や意見等を付けずにスクリーンショットのみ掲載」、「音楽のみ抽出し、BGM集として改変し掲載」等、ご自身がプレイ、編集していない動画を投稿することはできません。また、ゲーム内の要素(デザイン、音楽、ボイス等)を分割し、個別に投稿または配布することはできません。

以下、ポイントごとに考察してみます。

投稿先

投稿先として「YouTube、Twitch、Twitter、Facebook、お客様ご自身のウェブサイト、またはその他の動画共有サイト」が挙げられています。

任天堂のガイドラインでは投稿先として「YouTube等の共有サイト」としか書いてなかったため、ブログに投稿するのはアウトでした。

ところが、カプコンの場合は「お客様ご自身のウェブサイト」とあるので、ブロガーが自分のブログに投稿するのはOKということです。素晴らしい。

投稿方法

ゲーム本体(PS5などと解釈できる)でゲーム映像の共有が許可されている場合は、この機能を使って投稿OKとのこと。これは明快です。(Steam版の場合はSteamクライアントの機能)

一方、ゲーム機本体以外から作成した動画の場合、動画内にコメント等を付けるなどの加工をすれば、投稿してもOKとのこと。この場合の加工は「自分がプレイした映像」に対して「自分のコメントを付加」することが必要とのことです。(以下の引用)

PCのキャプチャーボード・PCソフト(Steamクライアントを除く)など、ゲーム機やゲームの機能以外を使用する場合は、「ご自身がプレイした映像を編集する」「ご自身のコメントを付ける」など、ゲーム映像に独自の付加価値を付けたもの

ガイドラインのFAQ

ただし、音楽やスクショやデザインを抜き出すだけの加工はNGです。(以下の引用)

【投稿できないものの主な例】
ゲーム内の要素(画像、音楽、ボイス等)を分割し、個別に投稿または配布すること
(例:BGMだけを抜き出してBGM集を投稿するなど)
ゲーム内のムービーのみをそのまま投稿すること
・公式映像の転載
・公式の大会およびイベント映像の転載
・当社の許諾を受けた第三者が行う公認ゲーム大会およびイベント映像の転載
感想や意見などを付けずに、スクリーンショットのみ掲載したもの
・公式発売日前のゲーム映像の投稿
・不正な情報・公開前の情報の開示
・差別的な内容や卑猥な内容、その他公序良俗に反するもの
・誹謗中傷や、宗教活動・政治活動・反社会活動を目的としたもの
・当社出版物・権利物を不正使用したもの
・第三者が権利を有する楽曲の音源、または映像の投稿

ガイドラインのFAQ

なお、動画は静止画を含む概念と考えることができるので、静止画の場合も同じようにNG事項に注意すればYouTubeやブログに投稿できると思われます。

上記ガイドライン以外に推測されること

共有サイトへのリンクをブログに貼ること

カプコンの場合、個人が動画サイトやブログへの動画や静止画の投稿をOKとしているので、自分のブログにそれらの動画や静止画、ツイートへのリンクを貼ることもOKと解釈できそうです

ただし、リンクを貼る場合には、その動画や静止画がカプコンのガイドラインにのっとったものであるかを判断した方がよいでしょう。たとえば、動画から音楽だけを撮りだしたものはガイドラインではNGなので、そういった動画にリンクを貼らないのがよいでしょう。

カプコンのウェブサイト内のコンテンツを利用すること

YouTubeやブロガー的には、カプコンのウェブサイト内のコンテンツ(主に静止画)を、自分の動画やブログに使いたいところです。

しかし、他のサイトのコンテンツを自分のブログで使えるのは、そのコンテンツを適正に引用した場合だけです。

ちなみに、適正な引用とは以下のような感じです。

『引用』と『転載・転用・盗用』は違うもの
『引用』なら権利者の許可無く、営利・非営利に関係なく利用できる。
『引用』には7つの要件があり、すべてに合致していないと引用にならない。

引用と無断転載の違いは『引用の要件』に合致しているかどうか。

https://kato19.blogspot.com/2015/05/cyosakukenanime.html

上記のサイトによれば、別の場所から画像等を持ってくる場合には、それが引用の7要件を満たすようにしなければならない、ということです。

逆に言えば、引用の7要件を満たせば、それを自分の動画やブログに利用することもできるということです。なので、私個人の解釈では、カプコンのウェブサイトのコンテンツであっても、適正な引用をすれば自分の動画やブログ内で利用できると思います。(※あき山の意見です)

まとめ

というわけで、ガイドラインにもとづいて、カプコンの著作物についてブログでできることを考察してみました。

まとめると以下です。

YouTubeなどの動画共有サイトに投稿できるもの・投稿できないもの
  • (○)ゲーム機本体やゲームソフトの機能から投稿する動画
  • (○)自分で録画したプレイ動画に付加価値をつけた動画
  • (×)プレイ動画そのもの
  • (×)プレイ動画から抽出したデザイン、音楽、ボイスなど
  • (△?)カプコンのウェブサイトの動画や静止画を適正に引用
  • (×)カプコンのウェブサイトの動画や静止画を不適正に引用
ブログに貼れるもの・貼れないもの
  • (○)動画共有サイトに投稿可能な動画
  • (×)動画共有サイトに投稿不可な動画
  • (○)YouTubeやTwitter等の適正なゲーム動画へのリンク
  • (×)YouTubeやTwitter等の不適正なゲーム動画へのリンク
  • (△?)ゲーム機を直接撮影したゲームの動画や静止画
  • (△?)カプコンのウェブサイトの動画や静止画を適正に引用
  • (×)カプコンのウェブサイトの動画や静止画を不適正に引用

あくまで「あき山」の解釈なので取扱いには気を付けてください。

また、任天堂のガイドライン&ウェブサイトポリシーについても考察しました。こちらもどうぞ。

ではまた!

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