ブログ歴4年になるあき山が特化ブログと雑記ブログの特徴をまとめてみた

ブログ作成
あき山
あき山

特化ブログと雑記ブログについて!

「特化ブログ」と「雑記ブログ」という言葉があります。ブログを長くやってる人なら聞いたことがある言葉だと思いますが、ブログ運営者が自分の立ち位置を確認する上でも、その意味を考え直すのは重要だと考えてます。

このブログ(雑記ブログ)ももうすぐ4年になるんですが、最近、ブログの方向性を考えることが多くなっていて、特化ブログと雑記ブログの特徴についてもよく思い巡らせてます。

というわけで今回、自分の頭の中を整理して特化ブログと雑記ブログの特徴をまとめてみました。

これからブログを始めようという人がブログの特徴を知るだけでなく、既にブログを始めている人にも、自分のブログの特徴を考え直すきっかけになればと思います。

スポンサーリンク

特化ブログと雑記ブログ

ブログには大別して、「特化ブログ」と「雑記ブログ」があります。

特化ブログ

特化ブログとは、転職、脱毛、クレジットカード、出会い系などの特定テーマのみを扱ったブログのことです。専門性を売りにして、多くの人に見てもらおうというわけです。

有名なところでは、「クレジットカードの読みもの」があります。

クレジットカードの読みもの - クレカ一筋15年の専門家が、節約に役立つキャッシュレス決済の最新情報と活用法をわかりやすく解説します。
クレジットカードの専門家がキャッシュレス決済の仕組みをわかりやすく解説していくお金の総合情報サイト。誰にとっても読みやすい「読みもの形式」でクレジットカードの基礎知識や最新ニュースを解説しているので、お金に詳しくなりたい方はどうぞ。

特化ブログのメリットとデメリットはこんな感じ。

特化ブログのメリット
  • 特定のジャンルを扱うことで信用が付きやすい。(ドメインが強くなる)
  • 基本的に特定ジャンルのハウツー記事が多いので、ジャンルに沿った広告に違和感が生じにくい。設置する側(運営者)も設置される側(見る人)も、広告の心理的な敷居が低い。
  • Google AdsenseやAmazonアソシエイトのように単価が安めのアフィリエイトではなく、純粋な(ASP経由の)広告を文脈上で掲載しやすいため、うまく行けば収益が大きくなりやすい
特化ブログのデメリット
  • 特定ジャンル以外の記事を書けないので、運営者の自由度は低い。
  • 専門性が重要なので、対象ジャンルについて勉強し続ける必要がある。(逆に言うと、好きなジャンルなら勉強も苦にならない)
  • 運営者が本当に興味のあることでないと長続きしない
  • 収益を目指すにはジャンル選びが重要で、運営者の興味と一致しないこともある
  • 広告(収益)を意識するあまりに内容の薄いブログが多く、見る側からすると内容スカスカのブログに行き当たる確率が上がってしまう。

ざっくり挙げるとこんな感じなんですが、中でも私が重要視しているのが青線を引いたところ。

「うまく行けば収益が大きくなりやすい」というメリットは、私が身をもって体験したわけではなくあくまで界隈の話を聞いてのことですが、一財産築くことも可能なレベルらしいです。副業から始めてあわよくば本業にして昼間の仕事を辞めてしまおうという野望を持った人が多数参入する理由がここにあります。

一方、「本当に興味のあることでないと長続きしない」というデメリットがあります。つまり、雑記ブログのようにアレコレ色々なことを書けないので、興味が薄まると筆が止まってしまうということです。ある程度の記事数が貯まる前に筆が止まってしまうと収益どころではないです。私はこれで過去に何度も特化ブログに挫折しました。

また、「収益を目指すにはジャンル選びが重要で、運営者の興味と一致しないこともある」というデメリット(というか性質)も、特化ブログを難しくしている理由のひとつです。特化ブログで収益化しやすいジャンルはある程度決まっていて(転職、脱毛、投資、出会い系など)、それと自分の興味が一致している人の方が少ないです。私はこれらジャンルに全く興味が持てなかった。やってるうちに興味を持つというのも含めて、自分の興味と収益化のしやすさが噛み合わないと、モチベーション的に長く続けるのは難しいです。

雑記ブログ

雑記ブログとは、特化ブログとは異なり、特定のテーマに限らず、色々なことを記事にするブログのことです。(このブログも雑記ブログです)

雑記ブログは色々なものがありますが、ブログ論について書籍も出版している「かん吉」さんのブログを挙げておきます。

わかったブログ
人生は、日々「わかった!」の積み重ね。成功・成長する方法を研究するブログ。毎日走ってます。

雑記ブログのメリットとデメリットはこんな感じ。

雑記ブログのメリット
  • 書く内容に制限がないので、運営者が飽きにくい
  • ジャンルを決める必要がないので、すぐにでも始めやすい。
  • 運営者の顔が見えやすいので、ファンが付けばアクセス数を維持できる。
雑記ブログのデメリット
  • 本当に何も考えずに書き散らかすと、見向きもされないブログになる
  • 運営者の顔が見えやすいので、広告を押し付け過ぎると見る人がしらける。
  • ASPの広告を文脈上で掲載しにくいので、収益化はGoogle AdsenseとAmazonアソシエイトなどに頼ることになるため高収益化しにくい

「運営者が飽きにくい」というのは、雑記ブログの最大のメリットです。私のこのブログは始めてからもう4年ぐらい経過しますが、飽きずに続いてるのは興味に応じて色々書いてるからですね。とは言え、多くの人はブログを始めたものの1年以内にその多くが辞めてしまいます。そういう人は逆に特化ブログに向いている可能性もありますが。

「本当に何も考えずに書き散らすと、見向きもされないブログになる」というデメリットは、雑記ブログの陥りやすい点です。「本当に何も考えずに」というのは、例えば、数行で終わる日記のような記事のことです。昔、ブログが流行り出した頃はそういうブログが多数あったんですが、さすがに赤の他人の書いた日記を面白がって読めるはずがなく、大半の日記系ブログはネットの塵と消えました。今だと日記を書きたいならTwitterでつらつら書けば十分ですね。(収益化はできないけど)

また、「高収益化しにくい」というのもデメリットです。やはり色々と雑多に書いていると、特化ブログなどと比べて専門性が低くなってしまうため、結果的にアクセスが少なくなり収益が小さくなります。雑記に見せかけて高収益を上げている人もたまにいますが、よく見るとジャンルを2~3個に絞って専門性の高い記事を投稿しているので、ほとんど特化ブログですね。

また、単発記事で唐突に純粋な(ASP経由の)広告を掲載すると、見る人にとっては不信感しかないので、純粋な広告を出しづらく、結果的にAdsenseとAmazonアソシエイトなどが収益の中心になり、収益が伸びなくなります。

ぶっちゃけた話、このブログの収益もあまり伸びてないです。このブログの収益については、以前記事を書いたので興味があればどうぞ。

まとめ

特化ブログと雑記ブログについてざっくり特徴をまとめてみました。

もちろん、両方の境界はハッキリしているわけではなく、両方の良いとこ取りをして高収益に繋げるのが良いのかもしれません。

私の場合は、雑記ブログの合間に特化ブログを3つほど作りましたが、どれも筆が進まずポシャりました。ただ、雑記ブログだけは今でも続いているので、たぶん自分に合ってたんでしょうね。高収益にはほど遠いですが…

次回(あれば)、もう少し雑記ブログについて掘り下げてみようと思います。

ではまた!

タイトルとURLをコピーしました