2022年春アニメの所感(SPY×FAMILY)

アニメ振り返り

いやー7月初旬だというのに暑い日が続きますね。

では恒例の前期のアニメについての所感を話していこうと思います。

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SPY×FAMILY

SPY x FAMILY
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている--世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国「オスタニア」と西国「ウェスタリス」は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉「ワイズ」所属である凄腕スパイの〈黄昏〉たそがれは、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟〉ストリクス。内容は、「一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ」。〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。

今期一番良かったのは「SPY×FAMILY」です。

スパイの父と殺し屋の母が偽装の結婚をし、血の繋がっていない子どもを育てるという、かなりユニークなストーリーです。多様なアニメから生み出されるストーリーが膨大にある中で、その手があったか…という感じです。

さらに迎え入れたアーニャちゃんが、くっそ可愛い。幼女における可愛さは、メイドラゴンのカンナちゃん以来の可愛さですね。アーニャの髪に就いてる円錐物体、あれも可愛いよね。2次元キャラの髪飾りは色んなバリエーションがあるけど、その手があったか(2度目)。

アニメの製作を手がけたのは、このところ人気作を多く制作しているCloverWorks

そしてCloverWorks、WIT STUDIO、Aniplex、集英社の4社共同出資によるアニメーションの企画・プロデュース・制作会社「JOEN」(じょえん)が設立されたようです。

CloverWorks、WIT STUDIO、アニプレ、集英社が新会社JOEN設立 作り手に利益還元
CloverWorksとWIT STUDIO(ウィットスタジオ)、そしてAniplex(アニプレックス)、集英社の4社共同出資によるアニメーションの企画・プロデュース・制作会社・JOEN(じょえん)が、5月30日付けで設立された。公式サイトもオープンしており、「CloverWorksとウィット...

集英社は、鬼滅の刃、呪術廻戦、かぐや様など、大ヒットするアニメを原作として次々に供給していることもあり、原作を高品質に制作してくれる制作会社を求めてたのではないでしょうか。この辺り、集英社のアニメ業界へのチカラが増しているような気がしてます。

パリピ孔明

パリピ孔明 - シーズン 1
あの諸葛孔明が!なぜか渋谷に!!まさかの転生!!! 渋谷で出会った月見英子の歌に心を奪われた諸葛孔明は、英子の軍師として仕える。そして・・・。 天才軍師の圧倒的無双を誇る知略計略が音楽シーンに新たな伝説を誕生させる。 原作はヤングマガジンまで勢力拡大中の「パリピ孔明」を、まさかのP.A.WORKSがアニメ化 諸葛孔明役は、三国志のキャラクターを数々と演じてきた置鮎龍太郎。 月見英子役は、本渡楓と歌唱パートはネットで絶大なカリスマ性を誇る歌い手96猫によるダブルキャスト。 予測不能の畳み掛ける驚きの知略計略。 圧倒的な心揺さぶる音楽と歌。 溢れる爽快感と止まらない疾走感で贈る、笑えて!エモい!メンタル復活系エナジーエネルギッシュTVアニメが2022年4月5日に爆誕!Let‘s Party Time.

2番目に良かったのは「パリピ孔明」です。

3話あたりまで見たときには神アニメだと確信しましたが、4話以降は失速し最終的には凡庸な結末だったような気がします。それでも出だしの神展開もあって、今期の話題作だったことは間違いないでしょう。

失速の原因はあちこちで言われてますが、孔明と英子ちゃんの活躍が少なかったからですね。結局この物語で視聴者は何を見たいのかというと、孔明のキレッキレの策と英子ちゃんの笑顔なんですよね。それが、カベや赤兎馬カンフーなどの男性キャラが中心になる話が長く、見たいものが見れないというストレスがありました。というか個人的にはラップって全く面白くないんですが。

あ、でも後半で登場した七海ちゃんは、ツインテの衣装も可愛いし凄く良かったです。

それにしても本渡楓さんの声はいいね。

くノ一ツバキの胸の内

くノ一ツバキの胸の内
人里離れた山の奥深くで、とあるくノ一集団が暮らしていました。その集団の名は、あかね組。個性豊かなくノ一たちが複数の班に分かれ、互いに切磋琢磨しながら己の術を磨いていたのです。そんなあかね組には、“男性との接触禁止”という、絶対に破ってはならない鉄の掟がありました。あかね組・戌(いぬ)班の班長である見習いくノ一のツバキは、組の長(おさ)も認める忍術の使い手で、周囲からも信頼を寄せられる筆頭格でした。しかし、ツバキにはどうしても気になることが。それは、これまで見たことも、触れたこともない“男”のこと。一度、お会いしてみたい--考えれば考えるほど、止まらない胸のうずき。あぁ、このキモチ、どうしたら良いのですか!?『からかい上手の高木さん』の作者・山本崇一朗が送る、“男子禁制”くノ一コメディ漫画が、待望のアニメ化!純情可憐なくノ一たちの、ほのぼのキュートな日常、はじまります。

3番目に良かったのは「くノ一ツバキの胸の内」です。

高木さんでお馴染みの山本先生の原作による漫画です。山本先生は、この後さらに「それでも歩は寄せてくる」のアニメ化が決まっており、まさに売れっ子です。

今作「ツバキ」については特に期待してなかったんですが、見進めていくにつれて、各キャラクターの個性が可愛くて引き込まれました。中でもツバキちゃんの、しっかり者だけど少し抜けてるところが最高に可愛いです。ツバキ役の夏吉ゆうこさんの声も、ピッタリでした。

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!!“如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める……秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!?恋が天才をアホにする!!新感覚“頭脳戦”?ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!

4番目に良かったのはかぐや様(3期)です。

かぐや様は原作を全部揃えてて、これまでのアニメ1,2期も見ているので、結構なファンだと思います。そんな原作勢の自分から見ても、アニメは原作をかなり忠実に再現しており、全く申し分のない品質です。ただ、原作を何度も読み返している自分からすると、やっぱり新しさがないんですよね。というわけでこのぐらいの順位です。

ちなみに、アニメ3期の続きは原作の15巻からです。

あと、3期でさすがに終わりだろうと思っていたら、続編の制作が決定したようですね。続編が劇場版なのか4期なのか、まだわかりません。でもたぶんOVA的なものじゃないでしょうか。というのも、文化祭のこの後の展開は、割と長いスパンで話が続くので、劇場版や4期などの尺に入るような長さじゃ無いんですよね。

そうそう、3期のED曲「ハートはお手上げ」、これかなり好きです。

初めてED曲を聴いたときに「YESきみ~の~シルエット~!」ってわずか5秒ぐらいでハートを掴まされました。何ですかその「YES」とか「シルエット」って!90年代ですか!めちゃくちゃナツメロ感あって、若い頃に聴いていたJ-POPを彷彿とさせるのが非常に良いです。

カッコウの許嫁

カッコウの許嫁
赤ちゃんの頃に取り違えられ、ついに本当の両親と面会することになった高校生・海野 凪。その日、名門お嬢様学校の女子高生・天野エリカに偶然出会い、許嫁との結婚を阻止したい彼女の頼みで半ば強引に彼氏役を演じることになってしまう。…… だが、この2人こそが取り違えられた子どもであり、許嫁だった!2人の子どもが愛しい親たちによって凪とエリカは両家公認の許嫁関係となり、同居生活を送ることに。クラスメイトの瀬川ひろに恋する凪と父親に反発するエリカが取り決めたのは、「お互い一切関与しないこと」。ちぐはぐで、どたばたな人生交錯ラブコメディがスタート!

5番目によかったのは「カッコウの許嫁」です。

ラブコメが好物の自分ですが、何かこうグッと来る感じじゃなかったですね。たぶん、原作を受けてのキャラクターデザインがやや古めなのが乗り切れない理由のひとつかも。ただ、ヒロインの「えりか」がツインテールなので、ついつい見とれているうちに視聴が進んでしまいました。あと、エリカよりも血の繋がっていない妹の「幸(さち)」が可愛いんですよね。(幸の声は小原好美さん)

良かったアニソン

今期一番良かったアニソンは、SPY×FAMILYのED曲「喜劇」(星野源)です。

たぶん世間的にはパリピ孔明のOP曲の「チキチキバンバン」だと思うんですが、個人的には喜劇でした。曲がめちゃくちゃ好みなんです。EDの映像も作品とよく合ってて良かったですね。

それで喜劇を聴いていて気になったのが、曲のクレジット。作詞作曲までは本人がやってるのはいいとして、編曲も本人がやっているということで、俄然星野源という人物に興味が出てきたんですよね。

今まで星野源のことをほとんど知らなかったので、ちょっと気になって調べて見たところ、楽譜は全く読めずギターを使ってメロディーを考え、思いついたメロディーは録音しておくとのこと。DTMは近年独学で学びだし、使用ソフトはLogicらしいです。

星野源については長くなりそうなのでまたの機会に。

まとめ

というわけで、2022年の春アニメの所感でした。

上記のほか、「八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ」(全話)と、「阿波連さんははかれない」(最初と最後の数話)、「まちカドまぞく2期」(1話だけ)を見ました。

ではまた!

前期の所感はこちら
前年同期の所感はこちら
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