2020年冬アニメの所感(恋する小惑星(アステロイド))

アニメ振り返り

2020年冬アニメ、終わっちゃいましたねー。

ども!あき山です。

今期のリアルタイム視聴の本数は、少なかった前期と比較してもさらに少なく、なんと3本でした。(見終わった順。リンクは公式サイト)

ちなみに前期の所感はこちら

関連 2019年秋アニメの所感(ハイスコアガールⅡなど)

では簡単ですが所感を話してみます。

スポンサーリンク

良かったアニメランキング(ベスト1)

第1位「恋する小惑星(アステロイド)」

一番良かったのは・・・「恋する小惑星(アステロイド)」(略称:恋アス)でした。

恋する小惑星(アステロイド)
幼いころ、キャンプ場で出会った男の子と“小惑星を見つける”という約束をした木ノ幡みら。高校では天文部へ入部しようとしたが、今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」になっていた……!?地学系女子(ジオジョ)たちと一緒に、いろんなキラキラを探しに行きませんか?

恋アスの原作は、芳文社の「まんがタイムきららキャラット」で2017年から連載している漫画です。作者はQuroさん。漫画のほうは、2020年4月現在3巻まで刊行されています。

「きららアニメ」はこれまで、「ご注文はうさぎですか」、「きんいろモザイク」、「NEW GAME」、「まちカドまぞく」など、可愛い女の子がたくさん登場するアニメとして良質なものが多かったのですが、本作も例に漏れず「きららアニメ」らしい作品でした。特に、2人の主人公(木ノ幡みら、真中あお)の天然な百合展開が良かったですね。

また、本作は「私に天使が舞い降りた!」(わたてん)のスタッフが再集結したということで話題でした。「わたてん」からわずか1年後に、もう一度、平牧大輔監督と動画工房のアニメが見れるとは!

キャスト(声優)さん

2人の主人公「みらあお」と同学年帯には思い切ったキャスティングをして、先輩にはベテランを持ってくるという布陣でしたね。

あお役の山口愛さんは「NEW GAME」を、イノ役の指出毬亜さんは「私に天使が舞い降りた!」を思い出します。特に指出毬亜さんは、わたてん以来のアニメ出演とのことで驚きました。指出さんはいい声で好きなので、もうちょっと活躍して欲しいです。

上田麗奈さんが変態気味の萌役だったので、わたてん以来、上田さんはそういうイメージなんでしょうか?w モンロー先輩役の上坂すみれさんは、前々からこういう先輩役orお色気役が適任だと思ってたので個人的にはピッタリと感じました。

個人的な感想

平牧監督と動画工房のタッグということで、考えちゃいけないと思いつつ、1年前の「わたてん」を期待してしまいました。

「わたてん」は原作の漫画も独特の雰囲気で面白く、しかもアニメ版の最終話の劇が最高に素晴らしくて、個人的にはここ数年のアニメの中では突出した存在でした。その「わたてん」と比較してしまうと、ビビッとくる展開がなかったのは仕方ないところです。

ですが、そもそもの作品の方向性や持ち味を考えれば、恋アスもかなり検討していたんじゃないでしょうか。天文学や地学に取り組む部活動という側面では、オリジナリティもあり良作だったと思います。

その他

完走アニメ

他に最後まで完走したアニメは以下の2つです。

八十亀ちゃんは変わらずのノリで楽しいけど、やっぱり3分は短い!けど3分だから長続きできるのかもしれませんね。

へやキャン△は野クル(野外活動サークル)の3人の魅力が爆発でしたね。また、「ゆるキャン△」シリーズでナレーションを担当する声優の大塚明夫さんのYouTube動画も公開されました。渋いわ~。

非完走アニメ

今期は視聴数自体が少ないので、非完走アニメも少なめでした。

「異種族レビュアーズ」は途中で地上波放送が中止になったり、今期の話題をかっさらって行きましたね。OP曲・ED曲ともにぶっとんだ歌詞でしたw

異種族レビュアーズは確かにアニメとしてかなり攻めた内容なんですが、個人的には継続するだけの要因がなくて途中でやめちゃいました。

期間中に見た過去作

ここから今期のアニメから離れて単なる雑談です。

前期ぐらいから、自分の琴線に触れるアニメが少なかったからか、アニメを見ようという気力が低くなってました。

やばい!

「これはもうアニメを楽しめなくなってるのでは!?」と思い始め、試しに好きだった過去作を見たところ・・・普通に楽しめました。

ん~何でしょうね?好きな過去作を楽しめてるということは、アニメ自体が合わなくなってるのではないと思うけど、ストライクゾーンが狭くなってるのかもしれません。

というわけで、2020年冬アニメの期間中に、リハビリがてら見返してた過去作を並べてみます。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

青ブタは今回の見返し前に既にTV本編を2回見返してて、ラブコメ作品の中では一番好きな作品です。映画のほうは映画館で1回しか見てなかったので、今回初の見直しです。(Amazonビデオでレンタルしました)

青ブタを見てると、「俺、アニメはラブコメ見たさに見てるところあるな・・・」ということに気付かされます。きららアニメもいいんだけど、やっぱ男性キャラが登場して、ほどほどのハーレム感と女性キャラの可愛い仕草を見たいんだよなぁ。

青ブタのアニメと映画を見返してて、「これ、原作のラノベではどういう表現なんだろう?」と興味を持ち始めて、青ブタのラノベも全巻完走してしまいました。

青ブタの原作は今も続いていて、アニメ2期を見越してる感じです。アニメ2期に必要な原作の分量はまだ貯まってないようなので、2期は2年後ぐらいでしょうか。先が長いけど楽しみです。

ところで、ラノベを読むのは「ロードス島戦記」以来なので、約25年ぶりぐらいでしょうか。ロードス島戦記、懐かしい。

今回青ブタのラノベを読んでみて、今のラノベとアニメの関係がよくわかりました。

通常、アニメには原作が必要なのですが、その役割分担をラノベが担っているわけですね。なので、ラノベの文章密度などは、アニメの表現密度を想定しているので、一般の小説に比べてやや密度低めなんですね。

よくラノベは「軽すぎる」と評されますが、内容はともかくとして文章密度が軽いのは間違いないです。でもそれはアニメの原作という意味では正しいんですよね。ラノベの文章密度が高すぎると、今度はアニメ化するときに取捨選択が必要になり、余計な手間がかかってしまいますから。

SHIROBAKO

SHIROBAKOも、好きだ好きだと言いながら、これまで実は1周しか見てなかったんですよね。それが、2月に映画公開されるということで、これは見返さねば!と思い立ち、この機会に通しで見ました。

劇場版『SHIROBAKO』
水島努×P.A.WORKSによる劇場版『SHIROBAKO』公式サイト。完全新作ストーリーにて2020年2月29日全国劇場公開!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(略称:俺ガイル)は、今回の見返し前に1期1周、2期2周していて、青ブタの次に好きなラブコメアニメです。2020年春アニメとして3期が始まるので、予習するつもりで全部見返しました。

改めて見返してみて、4人の女性キャラクター(雪乃、結衣、いろは、小町)の声優陣が素晴らしいですね。あと2期の作画がほんと素晴らしい。3期への期待が高まります。3期次第では、自分の中で青ブタの上を行くラブコメになるかも?

まとめ

というわけで、2020年の冬アニメの所感でした。

今期はリアルタイムで完走したアニメの本数は少なかったんですが、青ブタ(全13話、劇場版、原作小説10巻)と、SHIROBAKO(全24話)、俺ガイル(1期13話、2期13話)を見たので、自分的にはそれなりにアニメに触れてた印象があります。

2020年春アニメは、必ず見ようと思っていた「かぐや様は告らせたい(2期)」、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(3期)」、「Re:ゼロから始める異世界生活(2期)」のうち、新型コロナウイルスの影響もあって2つも延期になってしまいました。こればっかりは仕方ないですね。夏まで延期ということですが、状況によってはさらに延期ももしかしたらあるかもしれません。関係者には無理せずに制作して欲しいところです。

ではまた!

タイトルとURLをコピーしました