2019年秋アニメの所感(ハイスコアガールⅡなど)

アニメ振り返り

2019年秋アニメ、終わっちゃいましたねー。

ども!あき山です。

前期のアニメはかなりの盛り上がりだったんですが、今期は個人的には大人しめだったような気がします。

なので今期は大幅減の5本をリアルタイムで見ました。(見終わった順。リンクは公式サイト)

ちなみに前期の所感はこちら

関連 2019年夏アニメの所感(荒ぶる季節の乙女どもよ。など)

では簡単ですが所感を述べてみます。

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良かったアニメランキング(ベスト3)

第1位「ハイスコアガールⅡ」

一番良かったのは・・・「ハイスコアガールⅡ」(略称:ハイスコ)でした。

ハイスコアガール EXTRA STAGE
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!

上記のリンクはハイスコアガール1期のROUND13~15です。ハイスコアガールⅡは、Amazonでは有料無料問わず見ることができず、ネット配信があるのはNetflixのみです。(以下のリンク)

Watch Hi Score Girl | Netflix
A chronic gamer abysmally inept in academics and sports finally meets his match at his usual shady arcade -- and it’s his rich classmate, Akira.

時代背景は、1990年代の対戦格闘ゲームが世に出始めた頃。ゲーム好きの主人公「矢口春雄(ハルオ)」が、アーケードゲームに触れながら2人のヒロイン「大野晶」と「日高小春」と近づいたり離れたりするラブコメ作品です。

いや~今期では文句なしの一番でしたね。

私は2期が始まる前に1期を見ておこうと、8月にNetflixに加入して1期の1~15話を見たんですが、あまりの面白さに漫画も全部揃えてしまいました。

1期が面白かったので、8月のうちに間髪入れず2周目を子供らと一緒に見たんですが、子供らも時代背景とか昔のゲームがわからないのに面白がって見てましたね。

1990年代が時代背景

時代背景が1990年代ってことで、私のような40過ぎのおじさんは胸が熱くなります。

ストリートファイターⅡが出たのが1991年3月ってことなので、私は高校3年のときでした。電車通学だった私は、途中のターミナル駅にあるゲーセンに友達とよく行ってました。残念ながらワンコインでクリアできるとこまで上達しなかったですが、リアルタイムで触れてみてストⅡのゲームの面白さは革新的だと思いました。

その後、私は大学受験に失敗して浪人生になり予備校に通うことになったんですが、そこで知り合った友達がストIIがうまくて、よく一緒にゲーセンに行ってました。(やっぱり私は下手の横好きレベルでしたが)

劇中でハルオも格闘ゲームが出始めた頃のゲーセンの熱気について語っているけど、本当にあの頃のゲーセンは熱かったです。ゲーセン内に人がいっぱいで湯気が立ち上りそうな感じでした。なので、ハイスコアガールの時代背景にはリアリティを感じるし、その世界に入り込んでしまうんですよね。

ちなみに私はというと高校は男子校、予備校は理系コースってことで、ほとんど女子がいない環境だったので、ハルオのように晶ちゃんや小春ちゃんのような可愛い子にチヤホヤされることはありませんでした。涙

淀川の土手と予想

そういえば、1期でハルオと晶ちゃんが大阪大会に行ったあと、川べりの土手みたいなところで殴り合うシーンがありますが、あれは個人的に淀川の土手ではないかと踏んでいます。

十三から淀川を挟んで大阪方向を見たところ。(2015年あき山撮影)

左から右へと淀川が流れており、それに沿って土手が続いています。夏にはここで花火大会も行われる場所です。

なぜ淀川の土手だと予想するのかというと、京都に戻る2人が乗った電車が完全に阪急電車だからです。淀川の土手で殴り合った後、阪急で帰ったとなれば話が繋がります。

ちなみに、私の通っていた予備校がこの川べりにありました。予備校サボって友人達とゲーセン行ったり麻雀したり。でも晶ちゃんのような美少女に殴られたかったです。。。

小春ちゃんは助演女優賞

さて、1期を2周見て、漫画も熟読して、完璧な準備で2期を迎える頃には、私の推しは完全に小春ちゃんになってました。だって1期の12話、あの小春ちゃん可愛すぎでしょ!!

そして今回の2期の18話、残念ながら小春ちゃんの想いはハルオには届かなかったけれど、小春ちゃんの声優「広瀬ゆうき」さんの素晴らしい演技と相まって、小春ちゃんの2期の最大の見せ場が素晴らしい回となりました。個人的にはハナマル100個ぐらい付けて、小春ちゃんに助演女優賞をあげたいです。

なんでこんなに小春ちゃんに心惹かれるのか、色々考えた結果がこのツイートです。

ツイートにもあるように、「小春ちゃん=自らの恋愛体験のノスタルジー」なんですよね。どこか懐かしい、そしてリアルなエロさがあるんです。

最終回について

正直なところ、漫画の原作で最終話を読んだときには少し物足りない終わり方だなあと思ったんですよね。空港に向かって走るところなど、それこそ1990年代のドラマによくありました。

しかしアニメの最終話は映像の利点を活かして漫画よりもカラフルに仕上がってとても良かったように思います。ゲームのキャラクター達の応援がグッと来るんですよね。私はああいうキャラクターとかロボットとか動物とかが純真無垢な姿に弱いんですよね。そういえば、こないだ娘と見に行った「すみっコぐらし」の映画でも結構泣きました。

実は今期の期間中、泣けるアニメとして定番の過去作(名前は伏せます)を見たのですがほとんど泣けなかったので、自分はアニメに向いてないのかなとも思ってました。ですが、結局は感動するポイントが少しずれてるだけなんですよね。

ハイスコアガールⅡのこの最終回は、演出の効果もあって見事に私の涙腺のツボを突いてくれました。ラブコメ作品の枠を超えて感動のラストだったと思います。

OPとEDについて

ハイスコアガールの1期2期のOPとED、どれも作品の世界観にマッチしていてすばらしいですよね。そして、なんと4曲ともAmazon Music Unlimitedの対象になってます。私はパソコンの作業時のお供に繰り返し聞いてます。

New Stranger放課後ディストラクションflashアンノウン・ワールドマップ

恒例のイチ推しキャラのイラスト

そして、毎期恒例のあき山のイチ推しキャラのイラストですが、今期はもちろん小春ちゃんです。

今期のイチ推しは秋アニメが始まる前から間違いなく小春ちゃんだと確信していたので、秋アニメが始まる前から構想を練ってたのですが、小春ちゃんへの思い入れが強すぎてなかなかまとまらず、最終話が終わってようやく完成しました。このイラスト、作成にものすごい苦労したので、また機会を改めて記事を書きたいです。

ストリートファイターを自宅で

ところで、ハイスコアガールを見るよりも以前から、ストリートファイターのYouTube動画は好きでよく見てました。最近はeスポーツが盛り上がっていて、プロの格闘ゲーマーもたくさんいますよね。ストリートファイターの動画をずっと見ていて、今回ハイスコアガールⅡを見たことで、プレイしてみたいという気持ちが抑えられなくなりました。

そして、今回・・・ついに・・・なんと!・・・

PC向けのゲームプラットフォーム「Steam」で「ストリートファイター5」(1,218円)と、アーケードコントローラー(ジョイスティック)(9,980円)を買っちゃいました~

久々に波動拳や昇龍拳を自分で出してみたけど、やっぱり面白いね。下手の横好きでどのぐらい楽しめるか色々挑戦してみようかなと思ってます。

スト5とアーケードコントローラーを買ったことについても記事にしました。興味ある人はこちらもどうぞ!

第2位「旗揚!けものみち」

2番目に良かったのは・・・「旗揚!けものみち」でした。

旗揚!けものみち
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

プロレスラーの「柴田源蔵(ケモナーマスク)」が異世界に転生して、そこでプロレスの流儀のままに魔獣達と交流を深めていくお話です。アニメの元となった漫画の原作は、「この素晴らしい世界に祝福を!」の暁なつめさんです。

なんと言ってもテンポがよく、またキャラクターの全身の動きがアニメーションで生き生きと表現されてるのが良かったです。

私は1話でエドガー一味のミーシャ(黄色髪の猫耳の子)を見て、大げさかもしれませんが、このアニメが良アニメであることを確信しました。まぁ肩の出てるキャラが大好きなだけなんですが(照)。でもミーシャの肢体を見て、このアニメの絵の表現については少なくとも期待できそうだと思ったんですよね。

ライバルのMAO(こう書くと声優さんみたいですがキャラ名です)との勝負が少し弱かったですが、12話という限られた枠に話を詰めるためには仕方ないのかもしれませんね。でもキレイに終わっていたので今期堂々の2位です。

第3位「放課後さいころ倶楽部」

3番目に良かったのは・・・「放課後さいころ倶楽部」でした。

放課後さいころ倶楽部
いつもひとりでいること--。人付き合いが苦手で引っ込み思案な武笠美姫にとっては、それが当たり前の日常。そんな美姫が、天真爛漫なクラスメイトの高屋敷綾、クラス委員長の大野翠、ドイツからの転校生エミーリアと出会い、ボードゲームを通して友情を深め、少しずつ前に進んでいく。当たり前だった日常が、特別な毎日に変わっていく-。

引っ込み思案な主人公の武笠美姫(たけかさ みき)ちゃんが、クラスメートの女の子達と出会って、ボードゲームを通して友情を深めるお話です。原作は、中道裕大先生による漫画で、ゲッサン少年サンデーに連載中です。

オーソドックスなストーリーながら、女の子達の心理が丁寧に描かれているのが良かったです。特に、ボードゲーム作家を目指している大野翠(おおの みどり)ちゃんの、創作にまつわる悩みなどがとても興味深く、毎回おじさんは「うんうん・・・」と頷いてしましました。

あとは、やっぱりドイツ人とのハーフのエミーリア(今度こそ声優のMAOさん)ですね。2次元の金髪ロング美少女、好きなんですよね~。古くはセーラーヴィーナスから。遺伝子レベルで2次元の金髪好きが刻まれてるのだろうか。。。

番外(4位以下)

その他、最後まで完走したアニメは以下の2つです。

  • 私、能力は平均値でって言ったよね!(完走)
  • 俺を好きなのはお前だけかよ(完走)

残念ながら、途中で完走を諦めてしまったアニメも挙げておきます。「○話で面白くなるから絶対最後まで見て!」という作品がありましたら是非お知らせ下さい。

  • 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(1話まで)
  • 戦×恋(ヴァルラヴ)(1話まで)
  • アズールレーン(1話まで)
  • 神田川JET GIRLS(1話まで)
  • 「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」(4話まで)

まとめ

というわけで、2019年の秋アニメの所感でした。

今期はリアルタイムで完走したアニメが少なかったですが、その穴を埋めて有り余るぐらいハイスコアガールの存在感が大きかったです。ラブコメ大好きな私にとって、ハイスコアガールは俺ガイルなどと並ぶ名作だと思います。

ではまた!

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