2018年夏アニメ、どうでしたか?
私は以下の7本をリアルタイムで見ました。
- 京都寺町三条のホームズ
- はるかなレシーブ
- シュタインズ・ゲート ゼロ
- はたらく細胞
- 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
- あそびあそばせ
- すのはら荘の管理人さん
前期は6本見ていたので、今期は多めでしたね。
関連(前期) 2018年春アニメの所感(ヒナまつりなど)
※シュタインズ・ゲート ゼロは2018年春からの2クールアニメですが、夏アニメに含めることにしました。
では簡単ですが所感を述べてみます。
一番良かったアニメ
一番良かったのは・・・「シュタインズ・ゲート ゼロ」でした。
これはダントツでしたね。
これまでシュタインズ・ゲートという作品には一度も触れたことなかったのですが、いきなり2018年の春から今回のゼロ(2期)を見始めました。5話ぐらい見たところでこれは面白いぞ!と思い始め、ゼロの放送期間中に無印(1期)をさかのぼって見始めました。
案の定、無印も12話を見てから貪るように見始め、劇場版も見ました。
その後、春~夏アニメの期間中に、無印の2周目、劇場版の2周目を見て、ゼロもリアルタイムで見ながら2~3周見てました。またゼロは最新話を最速で見るために、水曜の深夜25時からAbemaTVで毎週見てました。我ながら見事なハマリようでしたねw
ストーリーやキャラクターの良さは言うまでもないところですが、ひとつ面白いなと思うのは、ストーリーやキャラクター設定以外の部分は王道ではないところですね。
たとえば、シュタインズ・ゲートの生みの親である志倉千代丸氏によれば、キャラクターデザインに抜擢したhuke氏は、その独特な絵柄に制作メンバー内でも反対意見が多かったらしいですが、志倉氏がごり押ししたとか。結果的に、独特なキャラクターデザインが、作品の識別性を高めたと言えるでしょう。
声優陣の採用にも制作メンバーの独特な感性があるように思います。
個性の強い声優陣で、見始めた頃はどうかな?と個人的に思うキャストもいたのですが、ストーリーとキャラクター設定が素晴らしいので、これまた結果的にキャラクターの識別性を高めたと言えそうです。
特に、ヒロインの牧瀬紅莉栖役の今井麻美さんは、その声を初めて聞いたときに王道ではない独特な声質に「???」と思ってしまいました。しかしいったんキャラクターが確立してしまうと、私の中で見事に個性として昇華された感があります。
また、今井さんの声が王道ではなかったせいで、無印を見始めたときに牧瀬紅莉栖に対する思い入れが全然なかったんですよね。それが、物語の盛り上がりとともに少しずつ重要な存在になっていくので、より物語に没頭できたと思います。好きではない状態から好きになるときの落差が大きいほど盛り上がりますからね。

(※あき山が描きました)
というわけで、たぶん今まで見たアニメで一番ハマったと思います。
2番目に良かったもの
2番目に良かったのは・・・「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でした。
最初は単なるハーレムアニメかと思ってたのですが(実際ハーレム度合いかなり強いですが)、意外にシリアスなシーンも良かったです。
アニメーション制作の亜細亜堂というところは、忍たま乱太郎などを手がけており、近年だと2016年の「終末のイゼッタ」という作品ぐらいで、それほど目立った作品はないようです。
しかし、この「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」を見た限りでは、かなり絵の質は高かったですね。次回作があるとすれば要注目だと思います。
あと、このアニメ、視聴制限が必要なシーンを解除した「マジ魔王Ver.」というのがありまして、放送期間中から2018年10月現在も、dアニメストアで配信されています。当然私は「通常Ver.」は見てなくて、全部「マジ魔王Ver.」で見ましたw
dアニメストアでは「マジ魔王Ver.」を推していて、特集ページもあるぐらいです。
dアニメストアは、下記のリンクから登録ができます。
声優陣に目を向けると、シェラ役の芹澤優さんがいい味を出してました。
芹澤さんといえば、最近だと2018年春アニメ「3D彼女 リアルガール」のヒロインを演じていました。私は「3D彼女 リアルガール」をリアルタイムで見ていたんですが、残念ながらほとんど印象に残ってないですね。それが、この作品の2人のヒロインのうちの1人であるシェラ役は相当なハマり役だったと思います。ちょっとハスキーな声が愛嬌あって良かったですね。
芹澤さんはエンディング曲も歌っていて、これがまためちゃくちゃいい。出だしのハスキーな声が可愛いです。
映像を見たらわかるように、ご本人も相当可愛いですね。最近の声優さんはホントすごいなぁ。
アニメ公式サイトも、声優さんのビジュアルに注目した作りになっていて、キャラクター紹介のページ内に声優さんの写真も並べて掲載するという力の入れようです。
公式サイト TVアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」公式サイト
3番目に良かったもの
3番目に良かったのは・・・「あそびあそばせ」でした。
今期屈指のギャグアニメでしたね。
元々ギャグはあんまり好きじゃないんだけど、ぶっとんだ感じが最後まで面白かったです。
オープニングの綺麗な世界観とエンディングのメタルな世界観との対比が作品をそのまま表してるって感じですね。
4番目に良かったもの
4番目に良かったのは・・・「すのはら荘の管理人さん」でした。
おねショタ(年上の女性と年下の少年のカップリング)を前面に出したアニメでした。個人的には「おねショタ」にはあまり興味ないですが、女性キャラクターが個性的で良かったですね。
とくに、高森奈津美さんが演じる生徒会長(雪本柚子)が、「チビキャラ+ツンデレ」な感じで好みでした。
あとは、中島愛さんが歌うオープニング曲「Bitter Sweet Harmony」が良いですね。曲の展開がかなり好みです。
中島愛さんはマクロスFやハピネスチャージプリキュア!などで活躍した声優さんとのことで、いずれも私は全然知らなかったけど、この曲の声質を聞いた感じではかなり好みですね。もうちょっと色々聞いてみようと思いました。
エンディング曲の「そんなの僕じゃない。」も良かったですね。
歌っている下地紫野さんについては、以前「ステラのまほう」というアニメのオープニング曲を歌っていて、その伸びやかな歌声について1つ記事を書いたぐらい好きな歌声です。
まとめ
それにしても今期のシュタインズ・ゲート ゼロは面白かったですね。
2018年の9月のインタビュー記事の志倉千代丸氏によれば、サブストーリーは作ろうと思えば作れるけど、今のところ続編は考えてないとのことです。まぁしばらくは出てこないでしょうね。。。
ではまた!